『ウチカレ』岡田健史演じる“入野”の涙に称賛の声！ 「最高にいいメンズだ」
■空の実の母親をめぐりケンカ勃発
ここで事態は混乱を極めることに。たまたま碧を訪ねていた橘漱石（川上洋平）と沙織が気まずい対面をする場に出くわす俊一郎。さらには碧が空を育てるに至った経緯を話す中で「今でも忘れられない恋」をしていたと知った漱石は動揺し、それをゴンちゃんが追求する。それぞれの登場人物の気持ちが交錯し合い、もはや“水無瀬家の問題”は水無瀬家だけの問題ではなくなっていた。
結局、空の本当の母親は星野鈴（矢田）という女性で、碧が恋した男・一ノ瀬風雅（豊川）の前の彼女だという。一ノ瀬は鈴の妊娠も知らないままに行方をくらませ、鈴は心臓の病のために空を産んてすぐに亡くなってしまった。「同じクズにひどい目にあった運命共同体」として鈴を放っておけなかった碧は、空を引き取って育てることにしたという。しかしこの話を聞いた空はかつてないほど激怒して、「勝手な女だな！ 勝手に人を好きになって、後先考えずに子供を産んで、母ちゃんに子供押し付けて。頭おかしいよ、その女！」と叫んでしまう。この言葉に碧は「命がけで産んでもらったのになんてことを言う、鈴さんに謝れ！」と叱りつけ、生まれて初めて空の頬をぶつことになる。あまり感情をぶつけあうことのなかった空と碧が、掴み合いのけんかにまで発展した。
■入野の涙にSNSから称賛の声
碧と漱石を残した一同は「おだや」に戻る。そこでは入野が「空が壊れそうで心配です」と静かに泣いていた。空の前では絶対に泣かないと決めている男らしい入野だが、心の中は繊細な優しさであふれていた。この姿にはSNSでも「入野光、あんたは最高にいいメンズだ！」、「空に見えないところで男泣きをする入野が優しすぎる」など称賛の声が集まる。
少し落ち着きを取り戻した空の本音は「今の母ちゃんが好きだから、母ちゃんの娘が良かった」というものだった。空はちょっぴり強くなる。心の中のことを言葉にして外に出せるようになったし、大学の同級生の女の子と掴み合いの喧嘩もした。それでも親娘のギクシャクした関係はなかなか戻ることはない。
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