ハタチ迎える“めるる”生見愛瑠 「Popteen」時代は「すごく大変だった」

インタビュー
2022年3月4日 07:00

■ハタチからはお芝居にも力を

――これまでを振り返って10代はいかがでしたか?

本当にあっという間で。ハタチってもうちょっと遠いものだと思っていました。まだ子供でいたいという気持ちもあるのですが、大人の仲間入りみたいな気持ちになるので、早くハタチになりたいですね。私は早生まれで、地元の友達はみんなハタチになっているので、私も早くみんなと大人になりたいです。

――駆け抜けてきた10代の中で大変だったこともあるのではないでしょうか。

そんなに悩まないタイプなのですが、それでも「Popteen」時代は一番大変な時期だったかもしれません。バトルとか、順位が出たりだとか。今思えば、いい経験ですけどね。そこで「めるる」という名前も生まれましたし、すごく感謝していますが、同時にすごく大変でもありました。


――10代から芸能界にいるってなかなかできないことですもんね。

地元の子と話したときに「考え方が大人になってるよ」と言われました。大人の中でお仕事をしてきたから、同年代の子よりちょっと大人なのかなと思うこともあります。普通では経験できないことが経験できました。学校に行っているときは毎日同じことをしていたけれど、毎日違う現場で違う人と会って、いい刺激をもらっているなと思います。

――ちなみに、どんなときに「考え方が大人」だと言われたんですか?

実現はしませんでしたが、友達と「ディズニーに行こう」という話が出ていた時に、ほかのみんなは開園してすぐの「朝の8時から行きたい」と言っていたのに対し、私は夕方の「4時からでいいよ」と。そしたら「超落ち着いてるんだけど」と言われちゃって(笑)。

――それは大人ですね!(笑) 大人に朝一のディズニーは確かにキツいです。それだけ多忙な日々をすごしてきたんだと伺えます。昨年は『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』での演技が評判を呼びました。お芝居を今後もやっていきたいお気持ちは?

あります! お芝居の仕事はずっとやりたかったので、これからもお芝居を頑張っていきたいです!! 今回の作品に出てみてすごく楽しかったですし、3ヵ月間みんなとずっと一緒に作品を作っていくということは、本当にすてきなことだと感じました。頑張って出来上がった作品を皆さんが見てくれて、いろいろな意見をくれて「すごい! 超楽しい!」と感じました。もっとやりたいです。

――今後挑戦してみたい役は?

制服が着られるうちに青春映画をやってみたいです!


――これまでモデル、バラエティー、お芝居とやってこられましたが、さらに挑戦したいことはありますか?

洋服が好きなので、服を作ってみたいです。アクセサリーブランド「mememe」ではアクセサリーを作ることができたので、次はお洋服を。私は私服が意外とカジュアルなので、男性も女性も着られるようなファッションアイテムを作りたいです。

――未来の自分に向けて一言お願いします。

あんまり大人になりすぎず、今のままで楽しんでいてほしいな。お仕事が大好きなので、好きなことをずっと続けていてほしいです!

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生見愛瑠(めるる)

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Nana Numoto(ライター)

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