『ポケモン』愛あふれる山下大輝 子供の頃は「人間じゃなくポケモンになりたいと思ってた」

インタビュー
2022年8月27日 10:00
『ポケモン』愛あふれる山下大輝 子供の頃は「人間じゃなくポケモンになりたいと思ってた」
山下大輝  クランクイン! 写真:松林満美

 テレビアニメ『ポケットモンスター』(テレビ東京系/毎週金曜18時55分ほか)で、ダブル主人公のひとり、ゴウを演じる山下大輝が、8月28日(日)放送の『ポケモンとどこいく!?』(テレビ東京系/毎週日曜あさ8時)にゲスト出演します。今回クランクイン!トレンドは、収録現場に潜入。収録を終えた山下にインタビューを実施し、『ポケットモンスター』シリーズの思い出や、アニメを見た時に感じたこと、そして自身が演じるゴウについて語ってもらいました。(取材・文=於ありさ/写真=松林満美)


■『ポケどこ』収録直後にインタビュー!

ーー『ポケモンとどこいく!?』の収録おつかれさまでした!  収録に参加した感想を教えてください。

楽しくて、あっという間でしたね。(山下が演じている)ゴウの相棒でもあるエースバーンにフィーチャーした内容でうれしかったです。『ポケモン』って一人でも楽しめるのですが、みんなで思い出を振り返りながらおもしろさを共有できるのも、楽しみ方の1つだなと再確認しました。

ーーそんな山下さんと『ポケモン』の出会いを教えてください。

ゲーム『ポケットモンスター 赤・緑』が出た当初、学校でものすごくはやって、僕もゲームを始めました。クラスメイトと「あそこに行けば、このポケモンがゲットできる」と教え合うのが楽しかったのを覚えています。それから、3つ上の兄が赤、僕が緑を持っていて、兄弟で遊ぶツールでもありましたね。

ーー当時『ポケモン』をやっていて思い出に残っていることはありますか?

僕は1回クリアしたら終わりではなくて、何度も繰り返し遊ぶのが好きでした。最初の相棒はフシギダネだったのですが、1回クリアしたらゼニガメ、次はヒトカゲ…と相棒を変えては、初めから冒険を楽しんでいましたね。

ただ、何度も遊ぶタイプではあったものの、ゲームの中でレポートを書いている途中で兄がふざけて後ろから押してきた時は焦りました。当時は画面を消してしまうと、そこまでのデータが飛んでしまうことがよくあったので…ケンカになったのも思い出です(笑)。

■こだわりは、好きなポケモンで勝つこと

ーー『ポケモン』で遊ぶ上でのこだわりはありますか?

自分が好きなポケモンでクリアしたいというこだわりはありますね。例えば、自分がモンスターボールから出したときに見える3つの山のような後ろ姿が好きで、ダグトリオがお気に入りだったんです。当時は「あなをほる」や、ひこうタイプのわざ「そらをとぶ」をめちゃくちゃ重宝してましたね。

それから、最初の相棒に選んだフシギダネのことは、手持ちの6匹に選び続けてました。本当は進化もさせたくなくて、レベルが上がるたびに進化させるかさせないかで迷っていたのですが、ちょっと見逃している間に進化しちゃってることもありました(笑)。

ーー大人になってから遊び方の変化はありますか?

良い意味で、あまり変わっていないのかもしれません。ポケモンの数が増えれば増えるほど、好きなポケモンが増えていくので、以前よりも6匹選ぶのが大変になりました。ただ、相変わらず最初に選んだ1匹は、相棒として最後の最後まで外していませんでした。

ーーちなみに、どのポケモンを最後まで残していましたか?

レディバのミニヒーロー感や、エイパムのかわいくてやんちゃな感じがすごく好きで、進化させずに残すようにしていました。最後まで勝ち進むには進化させた方が良いのはわかっていても、あのままでいてほしくて(笑)。結果的に癒し3匹、ガチガチに強い3匹で構成することが多かったので、なかなか勝てないのですが、意地で勝つとうれしかったです。

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