加藤大悟、俳優業の原点となった作品は? 「絶対に忘れたくない大事な思い出」
■俳優業の原点は『ヒプステ』
――今回の写真集のタイトル『だいじぇすと、』にかけて、俳優人生を振り返った時のダイジェストとして欠かせない思い出はありますか?
やっぱり初舞台の『ヒプノシスマイク‐Division Rap Battle‐』(ヒプステ)は、いろいろなことを経験させていただいたので、人生の中でも大きな存在ですね。
最初の稽古場では、その場での立ち振る舞いも台本の読み方もセリフの言い方も何も分からなかったし、何も引き出しがない状態。苦しいと感じたこともあるんですが、先輩方に一から十まで教えてもらった経験はすごく幸せでした。
――ナゴヤ・ディビジョンの仲間である青柳塁斗さん(天国獄)、廣野凌大さん(波羅夷空却)とは今でも仲良しですよね。
そうなんです! 青柳さん、廣野さんにはすごくかわいがってもらっているし、舞台の面白さや難しさを全部教えてもらいました。すっごく勉強になったし、あの時の気持ちは絶対忘れちゃいけないなって。今回卒業という形になりましたが『ヒプステ』は俳優人生の原点であり、これから先も絶対に忘れたくない大事な思い出です。
――とてもすてきな原点だと思います。現在も撮影や稽古があったりといろいろと忙しいと思うのですが、リフレッシュのために取り入れてることってありますか?
地元・愛知に帰ることです。帰ろうと思えばすぐ帰れる距離なので、休みが2日とか3日しかなくても帰っています。疲れたな~って感じたら友達とショッピングして、お母さんとしゃべって、お酒飲んで、ちょっと泣いて…(笑)。
――お母さんと仲良しなんですね!
めちゃくちゃ仲いいですね。お母さんと2人で過ごす時間が長くて、何でも話せる関係です。お母さんがいなくなったらエンターテインメントの世界を辞めようと思っているくらい生粋のマザコンです(笑)。
といってもずっと仲良かった訳ではなくて、反抗期もありました! 一番嫌悪だったのは中学~高校時代で「くそ!」とか言ってました。今思うと本当にごめんなさいって感じなんですけど、それも「若気の至りだね」って笑って話してます。
――すてきな関係性です。最後に今後かなえたい目標はありますか?
ソロライブはずっと続けていきたいし、もっと大きな会場でやるのは夢ですね。それに応援してくれているファンのみんなにもっと「ありがとう」の気持ちを返していきたいです。
あと新しいこととしては声優に興味があります! アニメがすごく好きなので、いつか自分の声がキャラクターから出ているのを見てみたいな。