佐野勇斗、役者としての“相反する思い”に葛藤 2026年は「有言実行の男になりたい」
■『紅白歌合戦』はいつか出ると信じていた
――ドラマや映画への出演が続いていらっしゃる佐野さん。ずばり作品に呼ばれ続ける自分の魅力はどんなところに感じますか?
佐野:自分では分からないです(笑)。ただ、今までお世話になった方々が再度呼んでくださることも多いので、うれしいです。あとは、自分で言うのはおこがましいですが、地味さと派手さの両方を持っているというのは1つの魅力かなと思います。
『おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-』第1話場面写真 (C)テレビ朝日
――たしかに、リンダと笹野は180度違う印象の役柄です。
佐野:最近『ESCAPE それは誘拐のはずだった』で知ってくれた人が、「え、これに出てた人?」とおっしゃっている声を見かけて、もしかしたら演技をしている時は「佐野勇斗があまり存在していないのかもしれない」と思いました。良くも悪くも、後から「あれ、佐野だったんだ」って思われることも多いので、自分自身を消せるところは強いのかなって。
――すごくステキなことだと思いますが、良くも悪くもと思うのはなぜでしょう?
佐野:ちゃんと役として見てくれている、佐野勇斗が演じてる誰々じゃなくて、作品の役として見てほしいのでうれしいんです。でも、その反面で僕としては自分が知られることで、M!LKにつなげたいという思いもあるので、そこが相反して“良くも悪くも”なんですよね。
――ドラマタイトルにかけて、ご自身で“〇〇の男”とつけるなら、なんでしょう?
佐野:目標という意味でも、“有言実行の男”になりたいです。
――2025年は『第76回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか)に出場するなど、多くの夢がかなった1年でしたね。
佐野:芸能生活の中で一番色濃い1年だったと思います。2025年の1年なしでは、M!LKも佐野勇斗も語れないと思いますから。
――「第76回NHK紅白歌合戦・出場歌手発表会見」の際に、M!LKの皆さんが会見会場のパネルを感慨深げに見つめる姿が印象的でした。
佐野:発表された時もですが、メンバー5人で後ろを見た時に一番実感が湧きました。今までにアリーナ公演をやったりとか夢を成し遂げてきたことはありましたけど、世間一般の方に知っていただけるような何かを達成したことってなかったので。初めて5人で大舞台に立てたことが、すごくうれしかったです。
――まさに有言実行ですね。正直なところ、『紅白歌合戦』の出場は、いつまでにかなえるつもりだったのでしょうか?
佐野:特に明確な時期は決めていませんが、いつか出ることは信じて疑っていなかったです。それがまさかの早いタイミングでやって来たので、本当にうれしかったです。
――2026年に有言実行したいことは?
佐野:家にサウナを作る。出不精で外に出るのがすごく苦手なので、家で全部完結させたくて(笑)。90度くらいのカラッと乾いたサウナを家に設置したいです!
(取材・文:於ありさ 写真:上野留加)
ドラマ『おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-』はテレビ朝日系にて毎週木曜21時放送。



















