原菜乃華&作間龍斗は「甘いもの好き同盟」 小説家 汐見夏衛からの差し入れがエネルギーの源に

インタビュー
2026年11月4日 07:00

■原菜乃華と作間龍斗が見つめた「普通」と「特別」

――今回が3回目の共演となった原さんと作間さん。本作は「特別」と「普通」がキーワードの作品ですが、お互いの“ちょっと特別だな”と思った一面はありますか?

原:以前から落ち着いたクールなイメージがあって、その落ち着き方が同年代とは思えなかったのですが、実は手の動きがすごく激しい(笑)。

作間:(笑)。

原:飾らずフラットに現場にいてくださるので、すごく居心地が良かったです。視野が広く、スタッフさんともたくさんお話しされていました。その輪に自然と入れてくださったりもして、居心地のいい環境を作ってくださっていたので頼もしかったですね。

作間:よく落ち着いていると言われることはあるんですけど、自分ではコミュニケーション能力が高いと思っていないので驚きました(笑)。

原:本当に、より良い現場になるよう自然に動いてくださっていた印象があります。

作間龍斗(ACEes)
――作間さんは、「より良い現場になるように」と思っていた?

作間:無意識だったと思います。でも、原さんを笑わせると現場が明るくなるとは感じていました。笑い声が階が違うスタジオまで聞こえてくるくらい大きくて…。

原:え!? ごめんなさい!

作間:いやいや、むしろそれがすてきで、「今日も元気で良かったな」というような雰囲気があったので、自然と現場も和んでいたと思います。

――笑い声も含めて、原さんの特別な素顔はありますか?

作間:自然体でいる方でありながら、カメラが回ると超スーパー仕事人間なんですけど、お昼ご飯を楽しみにしている一面は作品のテーマである「普通」という部分に通ずる魅力だと思います。

原:お弁当は楽しみにしていましたね(笑)。寒い時期の撮影だったのと、山でのロケも多くて結構歩いたりもしていたのでお腹が空くんです。撮影中は体力が大事だったので、よく食べていました。

『ないものねだりの君に光の花束を』場面写真 (C)2026『ないものねだりの君に光の花束を』製作委員会
――先ほど、笑い声があふれる現場だとお伺いしましたが、スタッフさんたちの雰囲気はいかがでしたか?

作間:山の中や暗い場所だったり、図書室が狭かったりと、何かしら大変な環境の中での撮影だったんですけど、部署を飛び越えて協力し合っている姿が印象的でした。向上心があって、お互いに高め合うような雰囲気を感じるすごくいい現場でワンチーム感があったと思います。

原:すごく穏やかな現場でした。スタッフさん同士も仲が良かったですし、いい意味であまり気を張らないでいられる現場でしたね。監督も「何か思ったことがあったら言ってください」とおっしゃってくださって。演出の時も近くに来てくださって、目線を合わせながら丁寧に話してくださるんです。言葉をすごく選んでくださいますし、演出も分かりやすい。撮影がとても楽しかったですし、穏やかな気持ちで終えることができました。

『ないものねだりの君に光の花束を』場面写真 (C)2026『ないものねだりの君に光の花束を』製作委員会
――最後に、影子と真昼が結成した“外面同盟”のように、原さんと作間さんが同盟を組むなら何同盟でしょうか。

原:「甘いもの好き同盟」です! 私、お茶場にしかいないんじゃないかというくらいお茶場にずっといる人なんですよ(笑)。控室よりも滞在時間が長いのではないかっていうくらい、お茶場で甘いものを食べていました。

作間:本当にずっといましたね(笑)。

原:これが作間さんも一緒で、自分と同じくらいお茶場にいる人を初めて見たのでうれしかったです(笑)。

作間:甘いもの好きっていう共通点は確かにありましたね。

――うれしかった差し入れはありましたか?

原:汐見先生が差し入れしてくださった和菓子のアソートがすごくおいしかったです! 撮影中って糖分が欲しくなるので、「甘いもの食べたいですね」みたいな話も何度かしましたよね。

作間:話していたね。甘いものでエネルギーチャージしながら撮影に臨んでいました。

(取材・文:咲江なの 写真:上野留加)

 映画『ないものねだりの君に光の花束を』は11月20日(金)全国公開。

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