黒宮れい“消費される生き方”の危うさ語る 容姿で判断されたアイドル時代を経て気付いたこと

インタビュー
2021年3月7日 08:00
黒宮れい“消費される生き方”の危うさ語る 容姿で判断されたアイドル時代を経て気付いたこと
黒宮れい  クランクイン! 写真=松林満美

 SNSで若い女性を中心に支持を集める黒宮れい。2011年にはバンドBRATSを結成しボーカルを担当。その4年後にはアイドルとしても活動するなど幅広い活躍を続けてきました。2017年にアイドル活動に終止符を打ち、今年の1月29日(金)に自身初のエッセイ『私が居なきゃ生きていけないって言ったんだから一生かけて証明してみせてよね』を主婦の友社より発売した黒宮に、今回クランクイン!トレンドは、アイドル時代のことから自立した生き方についてなど、独自の世界観の裏側をたっぷり聞いてきました。(取材・文=Nana Numoto/写真=松林満美)


■これまでのキャリアを振り返って

――黒宮さんは10年以上も芸能活動を続けていて、とてもキャリアが長いですよね。はじめに芸能界に入ろうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

テレビを見ていた時、ただ漠然と「この人たちと同じテレビの画面の中に入りたいな」と思ったことがきっかけです。それをお母さんに言ったら「じゃあやってみれば」って言ってくれて。その時は、アイドルになりたいのか、女優になりたいのか、歌がやりたいのか、わかっていませんでした。当時の生活が退屈で人と変わったことをしたかったんだと思います。


――今回、本の中ではジュニアアイドル時代の活動についても触れていますが、振り返ってみて当時をどのように感じていましたか?

学校のない土日は朝7時に事務所の近くで集合して、夕方の5時ぐらいまで撮影するというようなスケジュールでした。スタッフさんとも仲がよかったので、遊びに行くみたいな感覚でしたね。プールに入ったり、体操服を着たり、フラフープをしたり…。純粋に楽しんでいました(笑)。かき氷やアイスも食べさせてくれたので「めっちゃ楽しい! 毎日が旅行じゃん!」って、そんなに重く受け止めていなかったんですよ。でも自分はそれで楽しいと思っていたし、普通のことができなかったので自分にはあっていたと思います。


――ちなみに苦手だった“普通のこと”とは?

学校に通って4〜5時間勉強して、他の子とある程度仲良くしないといけないのがすごく難しかったです。お姉ちゃんにずっとべったりだったので、余計に友達もできなくて。そういうのが本当につまらなかったです。行ったら行ったで授業も分からないし勉強する気も起きなくて、問題だらけでした。

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