成田凌、松居大悟との“苦い思い出”語る デビュー当時に「悔しい」と感じた理由とは?

インタビュー
2021年4月25日 08:00

■演じた吉尾のことは今でもわからない


――本作のなかには、印象に残るセリフがたくさんあります。人は色々な思いを抱えているものですが、成田さんが普段から個人として感じている思いを言葉にすると?

この仕事をしていて特に感じるのは、カテゴライズされてしまうことへの抵抗ですね。たとえば「なんとか俳優」とか。そういうのって必要ないんじゃないかなという思いは常にあります。世間からイメージ付けされて「こうじゃなきゃいけない」みたいにされてしまうこともありますし。そういうのって堅苦しいし、もっとそれぞれをオリジナルで捉えられたらいいのになと思います。

――カテゴライズといえば、本作で成田さんが演じた吉尾は、ひと言ではくくれないような不思議な雰囲気があります。演じてみて吉尾をどう思いましたか?


どういう人だったのか僕にもわからないです。何を考えて、どう動いていたのかとか、今も正解は出ていません。でも、吉尾は周囲との関係性から浮かび上がってくる人間なので、別に答えを出す必要もないと思います。

――個人的な物語でありながら、胸に響く作品です。最後にメッセージをお願いします。

さりげなく出てくる「生きるだけだろ」みたいな言葉とか、何でもないような会話のなかに「なるほど」と思うようなセリフがたくさん出てきて、たわいのないシーンにこそ魅力の詰まっている映画だと思います。でも、それを聞き逃しても、聞き流しても、人それぞれ。映画を観終わって、息を吸って、友達のことを思い浮かべて「今日も生きてるな」と思ってもらえたらそれだけでいいかなと思うし、そう思える映画です。

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