出演作100作超えの山田裕貴 目指すのは“「出てるなら観なきゃ」と言ってもらえる存在”

インタビュー
2021年6月16日 08:00

■落ちたオーディションの呪縛

――飯塚健監督とは2度目のお仕事ですね。

映画『虹色デイズ』でご一緒しましたが、その前に1度、オーディションを受けたことがあります。大好きな山田孝之さんが審査員としていらして、あまりに緊張してセリフをすっ飛ばしてしまって…。それで、涙で帰ったクリスマスがありました…(苦笑)。

あの日から、『虹色デイズ』を経て、今回の作品をやって…。本作の最後に、竜二さんが西方に叫ぶシーンを撮影したとき、監督が遠いところから歩いてきて「裕貴、めっちゃいい顔してた」と言ってくれました。すべてが救われた感じがしましたね。なんだか、呪縛が解けたような気がしました(笑)。


――田中圭さんとは何度も共演されていますが、今回の現場での印象はいかがですか?

テストジャンパーの役の方たちとはみんな仲良くて、圭さんには何度もご飯に連れていってもらいました。いつも本当に作品のことを、人のことを思っていて、現場で「いてくれてよかった!」と思う瞬間がたくさんある方です。

――一緒にお風呂にも行かれたとか。

そうそう! 懐かしいなぁ~! 何回か一緒に入ったんですけど、確か僕が出演したドキュメンタリー番組『情熱大陸』(MBS・TBS系)が放送された後も、連絡をくれて部屋まで来て、「風呂行く?」みたいに誘ってくれましたね。

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望月ふみ(ライター)

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