冷房は“つけっぱなし”がお得? プロが教えるエアコンの節電術
■冷房は“つけっぱなし”がお得?
続いて、エアコンの稼働状況について紹介。冷房使用時において、住宅の断熱性や環境によるものの、外気温が35度以上の猛暑日は室温が上昇しやすい。エアコンはこまめに入れたり切ったりするのではなく、“つけっぱなし”がお得だ。ただし外気温が30度程度までであれば、室内温度はそこまで上がらないため“こまめに消す”運転のほうが電気代の節約につながる。
そして、室外機の環境も定期的にチェックしよう。室外機の周辺に物を置いていると、エアコンの冷房効率が大きく低下することがある。加えて、ホコリや落ち葉などのごみがたまると熱交換の効率が下がり、消費電力が上がってしまう懸念も。強風の日や台風の後は注意が必要だ。
福田氏によると、これらの節電術と併せてエアコンを上手に使えば、年間1万円以上の節約が可能になる。暑い夏にエアコンは欠かせないもの。節電術を活用しながら、夏を快適に過ごせるよう工夫してみてはいかがだろうか?