女性の約半数が「日々ジェンダーギャップを感じる」 LGBT教育は「足りていない」が8割に【ジェンダーに関する意識調査】

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2023年7月7日 17:15

■LGBTに関する教育・啓発は「足りていない」8割

LGBTに関する教育・啓発について(対象:全国の20代から50代までの男女1000人)
 続いて、「LGBTに関する教育・啓発について(社会全体でみて)」を質問をしたところ、「足りていないと思う」、「まったく足りていないと思う」をあわせて「足りていない」と思う人は8割にのぼった。

 さらに、「今後の学校におけるLGBT教育について」質問をすると「しっかりと教育していくべき」、「少しは教育していくべき」は7割弱という結果に。一方、「わからない」と回答した人も2割だった。

■SDGs目標「ジェンダー平等」への関心は2割弱

 次に、「ジェンダーに関する意識調査」に関連してSDGsに関する質問を複数行った。「SDGsの17の目標のうち関心があるもの(複数回答)」を聞くと、「すべての人に健康と福祉を」、「貧困をなくそう」、「海の豊かさを守ろう」、「気候変動に具体的な対策を」が上位に。「ジェンダー平等を実現しよう」は2割弱で15位となり、他の目標に比べ関心が低い結果となった。

SDGsに関する日々の意識(対象:全国の20代から50代までの男女1000人)
 また、「SDGsに関する日々の意識」を質問すると、「日々生活や仕事で意識している」、「毎日ではないが生活や仕事で意識することがある」を合わせて、約半数の人がSDGsを意識していることが明らかに。男性に比べ、女性の方が意識をしている割合が高く、年代別では50代が最も多く50代男性は6割、50代女性は7割弱だった。

 さらに、SDGsを意識して生活や仕事をすることがあると回答した人に、意識していることを具体的に聞くと、「エコバックを使う」「物を無駄にせずリサイクルを心掛ける」「ゴミの分別」「マイボトルを持ち歩く」「生活ゴミを極力出さないように省梱包品の購入」「こまめに省エネに取り組んでいる」「フードロスを無くす」といった取り組みが、全年代で多くあげられた。

 そのほか、「ジェンダーレスを意識して自分の発言に失礼がないか気をつけている」(40代女性)、「多様性を否定しない」(20代男性)といった回答もみられた。

【「ジェンダーに関する意識調査」概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:6月1日(木)~6月2日(金)
調査対象:全国の20代~50代までの男女1000人

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