Z世代「日常的にお酒を飲みたくない」8割強 上司との飲み会は「できるだけ行きたい」が全年代で最多
5月8日から新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが「5類感染症」となり、仕事の飲み会など“お酒を飲む機会”がさらに増えたという人も多いのではないだろうか。大人のコミュニケーションツールともいわれていたお酒だが、コロナ禍で20歳を迎えた、または社会人になった人も多い「Z世代」はどのような考えをもっているのか? 今回は、BIGLOBEが実施した「若年層の飲酒に関する意識調査」の結果を紹介していきたい。
【グラフ】毎日飲む人は少数 Z世代がお酒を飲む“頻度”は? <若年層の飲酒に関する意識調査>
■Z世代の8割強が「日常的にお酒を飲みたくない」
今回「BIGLOBE」が行った意識調査は、全国の20歳から29歳までの若年層の男女500人を対象に、飲酒に関する意識調査をアンケート形式で実施したもの。
飲酒に対する気持ち(対象:全国の20歳から29歳までの若年層の男女500人と比較対象として全国の30歳から69歳の男女400人)
まず、20歳から29歳までの若年層の男女500人と、比較対象として30歳から69歳までの男女400人に飲酒について質問。「飲酒に対する気持ち」を聞くと、20~24歳のZ世代では「特別な時のみお酒を飲みたい」が最も多く、次いで「お酒を飲みたくない」、「あまりお酒を飲みたくない」という結果に。そして「日常的にお酒を飲みたい」という人は2割弱と最も少ないことが明らかになった。
また、30~60代では、「日常的にお酒を飲みたい」と回答した割合が4割弱と最も高く、若い世代ほど「日常的にお酒を飲みたい」という人は少なかった。
飲酒の頻度(対象:全国の20歳から29歳までの若年層の男女500人と比較対象として全国の30歳から69歳の男女400人)
次に、「飲酒の頻度」について質問すると、20~24歳のZ世代と25歳~29歳では「ほぼ毎日」、「週2~3回程度」、「週1回程度」をあわせて、飲酒の頻度が「週1回以上」という人は約3割という結果に。
一方、30~60代では、「ほぼ毎日」、「週2~3回程度」、「週1回程度」をあわせて、飲酒の頻度が「週1回以上」という人は約半数となり、20代の若年層と30~60代では飲酒の頻度に差がみられた。
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