災害時の“困った”を解消! 手軽に始められる備蓄術「ローリングストック法」とは
■“水をいかに使わないか”が重要
では具体的に、どのようなアイテムを備蓄するのがよいのだろうか?
災害時は、断水することも珍しくない。そこで、“水をいかに使わないか”を考えることが有効だと、小倉氏は言う。
ティシューや、からだふきなどの“紙モノ”日用品は、掃除、洗顔、お風呂など、生活の中で水を使わなければならない場面での「困った」を解消してくれるアイテムだ。
ほかにも、お箸やフォーク、お皿などを使い終わった後、ノンアルコールのウエットティシューで拭いてから洗えば、洗う水の節約になる。
また紙モノは、日常生活においてもあると役立つことが多い。災害のためにわざわざ用意するというよりは、日常的に使いながらストックする「ローリングストック法」での備蓄が最適だ。