もしもの時のために重要なのは“不用品の整理”! 家事のプロが教える「防災お片付け」のポイント

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2023年6月7日 11:30
もしもの時のために重要なのは“不用品の整理”! 家事のプロが教える「防災お片付け」のポイント
重いモノは下、軽いモノは上に配置

 全国で地震が多発している昨今。今後も大きな地震が発生することが危惧されているなか、必ずやっておきたいのが防災準備だ。特に日々の片付けは、災害時に大切な家族の命を守ることに繋がる。そこで今回は、家事のプロである「メリーメイド」による“このタイミングでチェックしておきたい防災チェックシート”に併せて、もしもの時身を守る“防災お片付け”のレクチャーを紹介したい。


■防災チェックシートで現状を確認

 今回「メリーメイド」が紹介しているのは、防災アドバイザー&防災士の岡部梨恵子氏のアドバイスをもとに作成した「防災チェックシート」だ。

 シートでは、非常持出袋の用意、懐中電灯やホイッスル、ヘルメット、飲料水などの備え場所、水、食料、生活用品の備蓄といったもしもの場合の備えに加えて、「冷蔵庫の中は片付いているか」「寝室が安全な場所になっているか」といった日頃から気をつけたい習慣についても言及されている。

 まずはシートの内容を確認し、何ができているのか、反対に何が不足しているのか確認しておくとよいだろう。

■プロが教える“防災お片付け”のポイント

 ここからは、防災の重要性はわかったところで「何から始めればいいの?」という疑問に対し、「メリーメイド」目線で特にオススメの“防災お片付け”のポイントを紹介する。

 まず取り掛かりたいのが、“いるモノといらないモノの整理”だ。家に不用品があると、いざというときにモノが多くて非常持出袋が取り出せなかったり、避難経路の確保ができないという事態になりかねない。1年間で1度も使っていないものは、実は2年目も不要なことが多いから処分する…のように自分の中でルールを決めて処分するとよいだろう。

 次に、“モノの定位置を決める”ことも重要だ。定位置はただ収納するだけではなく、動線や使用頻度、出し入れのしやすさなどを考えて決め、家族全員で共有する。懐中電灯や非常持出袋は素早く取り出せるところに置いておこう。

 そして、モノのレイアウトも大事なポイント。使用頻度の高いモノは取り出しやすいところに、使用頻度の低いモノは奥の方に、また重いモノは下に、軽いモノは上に配置する。また、タンスや戸棚の中の整理整頓をすることで、モノが落ちた時の危険度を低くし、ケガのリスクを減らせるのだという。


次ページ:キッチンでの危険を回避! “防災お片付け”詳細

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