TDSの「ハロウィーン」は泣ける! 「フェスミス」セイレーンの末裔も登場<東京ディズニーシー>
東京ディズニーリゾートは、9月15日(木)から期間限定で、スペシャルイベント「ディズニー・ハロウィーン」を開催。それに先駆け、9月14日(水)にプレスプレビューが行われ、東京ディズニーシーでは、「ディズニー・ハロウィーン・グリーティング」や「ハロウィーンタイム・ウィズ・ユー」などが公開された。
【写真】泣ける! セイレーンの末裔に会える「ハロウィーンタイム・ウィズ・ユー」
■まず「フェスミス」を振り返る
まず今年の東京ディズニーシーのハロウィーンの魅力を紹介するにあたり、2019年にメディテレーニアンハーバーで公演された「フェスティバル・オブ・ミスティーク(以下、フェスミス)」という素晴らしいショーを振り返っておきたい。
「フェスミス」は、海の魔王の復活を望むセイレーンの末裔にだまされたミッキーマウスが、まさかの囚われの身になるという斬新なストーリーのショーだ。おなじみの主役ではなく、ハッピーなハロウィーンを取り戻したいミニーマウスたちが、セイレーンの末裔たちと対決する。
構成、ストーリー、メッセージ性、音楽、衣装などなど、どの角度から見ても素晴らしい本ショーは、今後語り継がれる伝説のショーになるポテンシャルを持っていながら、新型コロナウイルスの流行により、2019年のみの公演しかかなわなかった。
■そんな「フェスミス」がカムバック
そんなファン待望の「フェスミス」の要素を取り入れたのが、今回開催された「ディズニー・ハロウィーン・グリーティング」というわけだ。「フェスミス」は約25分というボリュームな一方、今回のグリーティングは10分というミニマムサイズながらも、音楽、衣装、ダンスが、その感動をよみがえらせていく。
「ディズニー・ハロウィーン・グリーティング」の様子 クランクイン!
「ディズニー・ハロウィーン・グリーティング」は、「フェスミス」でミニーたちが踊ったハッピーなハロウィーンの振り付けをゲストと一緒に踊るという内容に。しかし、楽しいグリーティングが終わった後、パークにはセイレーンの末裔たちの歌声が鳴り響く。“楽しいだけではない”雰囲気を残しながら、ミッキーたちを乗せた船は帰っていった。ここからが今年の「ディズニー・ハロウィーン」のすごいところ。
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