横浜の“ディープな観光スポット”元町&山手エリア レトロもトレンドも楽しめる日帰り観光プラン<実際に観光してみた>
神奈川・横浜は、都内からのアクセスも良く、日帰りのおでかけ先としても人気のエリア。とはいえ、中華街やみなとみらい、赤レンガ倉庫など定番の観光スポットは「もう行き尽くしてしまった…」と感じている方も少なくないのでは? そんな人にオススメしたいのが、ちょっとディープな観光スポット“元町&山手エリア”。今回クランクイン!トレンドは、実際に足を運んでよかったと感じた場所を中心に、日帰り観光プランをご紹介します。
【写真】どこ行くの~? 紅葉のカーペット広がる“三溪園”を散歩する猫ちゃん
■自然と歴史が調和する三溪園
心地よい空気が気持ち良い午前中。まずオススメしたいのは、1906年に開園した、横浜エリアを代表する日本庭園“三溪園(さんけいえん)”です。5万3000坪(東京ドーム約4個分)の広さを誇る庭園となっており、美しい景色や趣あふれる建物が多いことから、結婚式や前撮りの会場としても人気です。
三溪園の様子
園内には、国の重要文化財指定の建物が10棟、横浜市指定有形文化財3棟を含む、全17棟の建物が建っています。中には、徳川家康が諸大名の控えの間として建てた建物や、豊臣秀吉が母親のために建てた寿塔(生前に建てる墓)の覆堂など、歴史を感じられる建物も。一部の建物は内部も開放しており、当時の暮らしぶりを肌で感じることが可能です。
SNSで映える“リフレクション絶景”も楽しめる
それから、季節によって変わる景色も魅力的! 春には桜、夏には新緑、秋には紅葉、冬には梅など、足を運ぶたびに異なる魅力を楽しめるでしょう。
■ガンダムも見える! 港の見える丘公園
三溪園の散策後は、軽いランチも兼ねて港の見える丘公園へ! こちらは横浜港を見下ろす小高い丘にある公園で、公園中央にある展望台からは、眼下の横浜港、その奥にあるベイブリッジを一望できます。
よ~く見ると“実物大ガンダム”の姿が!
ぼ~っと景色を眺めるのもおつですが、公園に行く前に周囲のパン屋でランチ&コーヒーを購入することをオススメ! 実は横浜・元町&山手エリアは食パン発祥の地といわれており、近隣には有名ベーカリーが多数点在しています。今回は「ウチキパン」、「ブラフベーカリー」、「マリンベーカリー」のパンを片手に公園に行ったのですが、心地よい潮風に吹かれながらパンを味わう時間は格別でした。
イングリッシュローズの庭の様子
そしてお腹が満たされた後は、公園内にあるイングリッシュローズの庭を鑑賞。横浜でも有数のバラの名所で、四季を通していろいろなバラや草花が見られます。
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