横浜の“ディープな観光スポット”元町&山手エリア レトロもトレンドも楽しめる日帰り観光プラン<実際に観光してみた>
■まるで映画の世界! べーリック・ホール
午後の部のスタートを飾る場所には、1930年にイギリス人の貿易商、B.R.ベリックによって建造されたベーリック・ホールはいかがでしょう。
べーリック・ホールの様子
戦前の現存する山手西洋館の中で最大規模を誇る、スパニッシュスタイルを基調とした建物で、アーチ状のドアをくぐると、まるで映画のワンシーンのような空間が広がっています! 横浜家具の展示や意匠は思わず写真に収めたくなるかわいさで、1歩また1歩と歩くたびにときめきが止まりません。
べーリック・ホールの様子
特に撮影にぴったりなスポットは、2階にある婦人寝室。館内に4つある寝室の中で1番キュートな造りの部屋となっており、大きなウォークインクローゼット、ピンクを基調とした寝具、元町公園の木々を見渡すことができるサンポーチなど、建造当時の年代を考えると豪華な空間は、写真映えばっちりです。
■SNSで人気のカフェ「WHITE.」
ベーリックホールをじっくり見学した後は、2020年のオープン以来、SNSで絶大な人気を集め、山手の新定番になりつつあるカフェ「WHITE.(ホワイト)」でひと休み。
カフェ「WHITE.」の「季節のショートケーキ」
白と木目を基調としたぬくもりのある店内では、季節限定の「季節のショートケーキ」や、1番人気の「ホワイト生チョコモンブラン」といったスイーツ、「空色クリームソーダ」や焙煎(ばいせん)からこだわった「カフェラテ」といったドリンクなどを楽しめます。
奥には靴を脱いでくつろげる子ども連れ向けスペースも!
ちなみに本カフェのオーナーは、もともとは子ども服や雑貨をメインとしたブランドを展開していたそう。そのため店内は、ベビー用品を販売していたり小上がりのキッズスペースがあったりと、子連れでもゆったりくつろげる空間となっています。地元の人から若い世代まで、気軽に立ち寄れる憩いのカフェです。
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