Stray Kids、初のドーム公演で涙! STAYからのサプライズに「本当に幸せすぎて」と感謝
■ずっと待っていてくれたSTAYに感謝
本公演は、日本ツアーの最終日かつ京セラドームという夢の場所でのコンサートだったこともあり、メンバーの中ではいろんな思いが巡っていたようだ。
Stray Kids 写真:田中聖太郎
中でも最後のMCでヒョンジンが、「コロナ禍で日本に頻繁に来れなかったのに、この会場をいっぱいにできるなんて全く想像もしてなかった」と語り、「STAYの皆さんで埋め尽くされているという状況がいまだに信じられない」と、コロナ禍で待っていてくれたSTAYに感謝の気持ちを述べたシーンが心に残っている。
さらに、STAYが、Stray KidsのJAPAN 1st Album『THE SOUND』に収録された「THE SOUND」を流れていたバックサウンドに合わせサプライズで合唱すると、メンバーの目からは大粒の涙があふれる場面も。リーダーのバンチャンは、「これは決して悲しくて泣いているわけではなく、本当に幸せすぎて涙が出てしまう。涙腺が崩壊した」と語っていたように、彼らの涙には、幸せな時間を作ってくれたSTAYへの感謝の気持ちが込められていた。
■初心を忘れずに さらなるステージへ
2020年の正式デビューで本格的な日本活動を開始したものの、同年3月からの新型コロナウィルスのパンデミックと重なり、来日することもままならなかったStray Kids。日本での活発な活動がほぼ出来ない日々が続いていた状態でのドーム公演の実現は、感慨深いものだっただろう。それは、彼らが最後まで全力でパフォーマンスする姿からひしひしと感じられた。
Stray Kids 写真:田中聖太郎
スンミンが最後の挨拶で「ドームで公演することは、本当に簡単なことではない」と話していたが、ドーム公演ができるK‐POPグループはほんの一握りで、Stray Kidsはその位置に立ったばかり。
そして、バンチャンが「いつまでも初心を忘れずに努力していく」とステージ上で約束していたように、その思いを忘れずに、もっと大きな会場でSTAYたちと一緒に幸せな時間を増やし、思い出を積み重ねていく彼らの姿を、これからも見守り続けたい。
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