約7分で炊けるって本当? 農林水産省の紹介で注目集まる「フライパン炊飯」に挑戦してみた

特集・レポート
2024年1月31日 11:00
約7分で炊けるって本当? 農林水産省の紹介で注目集まる「フライパン炊飯」に挑戦してみた
農林水産省の紹介で話題! 「フライパンで1合炊飯」を試してみた  クランクイン!

 1月の能登半島地震を受け、農林水産省の公式Xが昨年8月に投稿した際、3.8万いいねを集めた「フライパン1合炊飯」に再び注目が集まっています。文字通りフライパンで炊飯するテクニックで、停電や故障などで炊飯器が使えないときに役立つそう。今回クランクイン!トレンドは、いざという時に備えて実際に炊けるのか試してみました。


■洗い物も少なくて簡単

 今回挑戦するのは、加熱時間たったの7分で、1合分のお米を炊く方法。

 用意するのはフライパン、1合分のお米、水220mlの3つ。まずはお米を短時間で炊くためにフライパンにお米を広げ、水を加えたら30分ほど浸します。今回はお米を洗わずそのまま炊いてみることに。

弱火で5分炊いた様子 まだ生っぽく「失敗したか!?」と焦り始める
 30分後、お米が水を吸いやや膨らんでいるのが分かります。続いてフライパンをガス台にセットし、強火で1分、続けて浸した水がなくなりまで弱火で約5分ほど炊きます。この時点ではまだ米が生っぽく、「もしかして失敗したかな…」と焦りを感じ始めました。

 農林水産省を信じ、そのまま強火で1分。その後火を止めて5分ほど蒸らします。「赤子泣いてもふた取るな」というように、ふたを開けたくなる気持ちをぐっと抑え、タイマーが鳴るのを待ちましょう。

おこわのような硬さに仕上がった 硬め好きには最高の炊き上がり
 そして炊飯完了! ドキドキしながらふたを開けてみると、お米がツヤツヤ&ふっくらしていて美味しそう。普段お米を水に浸ける時間を短縮してしまいがちなのですが、いかに大事なのかを実感しました。ほんのりおこげもあり完璧な炊き上がりです。

 実際に炊きあがったご飯を食べてみたところ、おこわのような硬さで食べ応え抜群。硬めの炊き上がりが好きな人にとっては大満足の仕上がりです。そのままでも十分美味しく食べられますが、常温&長期保存が可能な梅干しなどの漬物などを用意しておけば、さらに満足度が高まるでしょう。

 2011年に発生した東日本大震災の際、茨城の祖母の家にいた筆者。1週間近く断水・停電が続き、ご飯の確保に苦労したことは今でも夢に見ます。いつ訪れるか分からないからこそ、災害時に生きる知恵は一つでも多く覚えておいても無駄ではありません。いざという時に備えて、フライパン炊飯に挑戦してみてはいかがでしょうか?

農林水産省(@MAFF_JAPAN)

この記事の写真を見る

イチオシ!

防災

ライフハック

ライフ

あわせて読みたい

[ADVERTISEMENT]

Disney+dアカウント以外の申込

おすすめフォト

【行きたい】今読まれている記事

【欲しい】今読まれている記事

【イチオシ】今読まれている記事