肩・腰がガチガチな人に! 元気を取り戻すための「5分でできる簡単ヨガポーズ」
月の満ち欠けのサイクルに合わせて心身の乱れを自然体に戻す「癒しの月ヨガ」。連載4回目の今回は、日本の最も身近な生活習慣病ともいえる“肩こり”と“腰のこわばり”に効果的なアーサナ(ヨガのポーズ)を紹介します。
【写真で解説】肩こりでお悩みの方に試してほしいヨガポーズ
■溜まった肩や腰の疲れに!
肩こりと腰のこわばりは気持ちも蝕む ※写真はイメージ
お盆も過ぎ、真夏も中盤に差しかかりました。今年は外出自粛で夏の行事が少なく、肌を刺す猛暑のせいもあり、積極的に外に出て楽しむのは難しい方も多いのではないでしょうか。
インドアの環境では、“長時間にわたるスマホの使用”など1つの姿勢に固まることが多く、肩や腰に疲労が溜まります。肩こりや腰のこわばりは気持ちを下向きにさせ、「疲労→ストレス→疲労」の悪循環を起こすこともあります。今回は肩・腰の疲れを解消し、ストレスから自身を解放させるポーズを紹介します。
■今回のアーサナ:かんぬきのポーズ
かんぬきのポーズ(パリガアーサナ)
“戸締り用のかんぬき”を表したポーズです。“かんぬき”とは、門の扉をさしかためるための横木を指します。体の側部を伸ばすことで、肩・背中・鼠蹊部(そけいぶ)・脹脛(ふくらはぎ)を刺激し、股関節の柔軟性を高め左右のバランスを整えます。また、肝臓と腎臓が刺激され消化機能も高まります。暑さによる倦怠感を払拭させます。
新月から満月に変わる8月19日(水)~9月2日(水)にかけて行うと、より効果が高まります。
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