『チェリまほ』で人気沸騰・赤楚衛二、“26歳の素顔”リラックス法&理想のデートを明かす
人気BLコミックの実写化で、日本だけでなく海外でも話題となっている『チェリまほ』こと、『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(テレビ東京ほか/毎週木曜25時)で主演を務める赤楚衛二。今、注目を集める彼が、念願だった沖縄で撮影をした初の写真集『A』(ワニブックス)が発売されました。ドラマ、写真集についてはもちろん、現在26歳の赤楚の素顔に迫ります。(取材・文=望月ふみ/写真=ヨシダヤスシ)
【写真】クールな表情も魅力的な赤楚衛二
■初写真集の撮影は憧れだった沖縄で
――『チェリまほ』が大人気ですね。
人の心が読める魔法を手に入れた安達(赤楚衛二)と彼に恋心を抱く同期・黒沢(町田啓太)のラブストーリー
(C)豊田悠/SQUARE ENIX・「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」製作委員会
本当にビックリしています。BLコミックが原作ですが、人とのつながりや、人を思いやることの素晴らしさを見る人に感じてもらって、温かな気持ちになってもらえればと思っていました。放送を重ねるたびに、そうした反応をしてくれる人からの反響がすごくて…。海外の方からも、本当にたくさんのコメントをいただいていて、本当に嬉しいというか、幸せです。
――そして今度は初の写真集『A』が発売になりました。沖縄での撮影は、赤楚さんの希望だったとか。
はい。沖縄はずっと憧れだったんです。沖縄の曲を聞いたり、食べ物を食べたりしてきましたが、機会がなくて行ったことはありませんでした。今回は2泊3日でしたが、実際に行ってみて、海や植物などの自然も、東京のものとは違って、日本だけど日本じゃないような異国な空気感があったり。かと思えばやっぱり日本だったりして、独特な世界観がやっぱりステキだと思いました。今までに出会ったことのない人やものと出会う新鮮さがずっと続いた2泊3日でしたね。
――撮影でよく覚えていることは?
全てに思い入れがあるのですが、画として印象的だったのは、夕焼けです。すごくきれいでした。夕焼けのなかでの写真は、お気に入りのカットのひとつです。でも全部が好きなんですけどね(笑)。
赤楚衛二 1st写真集『A』表紙 撮影:多田悟/ワニブックス刊
――撮影自体はいつ頃だったのでしょうか?
緊急事態宣言が解除された6月下旬です。そもそも本当はこの写真集も夏に出る予定だったんですが、ずれ込んでしまって。でもみなさんに届けることができて良かったです。
――沖縄での撮影ということは、体を見せるカットなども収められているとか?
はい、何枚か。ただ、最初のスケジュールに合わせて腹筋をめちゃくちゃ鍛えてたんですが、スケジュールがずれてしまったことで、クオリティーがちょっと下がった状態での撮影になってしまいました。だから、肉体的には自分ではもっと行けたんじゃないかという思いもあります(苦笑)。
■パワーチャージにはスーパー銭湯
――自粛期間はどんな風に過ごしていましたか?
本を読んだり映画を観たりはもちろんですが、お酒を飲んだり、オンラインゲームをやっていました(笑)。これからハマろうと思っているのは、『桃鉄』(桃太郎電鉄)です。大学生の頃にハマっていたことがあるので、新しいのが出るから、また朝までやっちゃおうかなと(笑)。
――ゲームのほかに、落ち込んだときや疲れたときに、ストレス発散やパワーチャージになるものはありますか?
スーパー銭湯に行くのが一番です。お風呂で体を温めると、実際に疲れが回復しますし、精神的な意味でもすごくリラックスできます。
――今でもスーパー銭湯に行くのですか? 気づかれませんか?
今でも行きますよ。気づかれることは…ないと思います。たまに小さな子に顔を覗かれることはありますけど(笑)。ほかにストレス発散になっているのは、人に話を聞いてもらうこと。やっぱり何事も抱え込んでしまって、パンクしたらよくないですし。なんでも話せる友達もいますので。
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