しんどい梅雨の時期にオススメ! “雨のシーン”が素敵な韓国ドラマ3選

特集・レポート
2021年7月11日 19:00

■守りたい雨が降り注ぐ

『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』(コンプリート・シンプル DVD‐BOX全2巻 各5500円/コンプリート・シンプル BD‐BOX全2巻 各6600円) ※価格は税込み 発売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント (2021年7月の情報)
 『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』は、主人公のコ・ハジン(IU)が現代から高麗時代にタイムスリップしてしまい、へ・スとして生きながら8人の皇子たちの運命を変えていくという物語。第11話(U-NEXTでは第17話)での、雨の中にいる二人はまるで絵のよう。それは、その裏にある残酷さと切なさがより美しくさせたのかもしれません。

 スが自分のために罪をかぶって処刑されるオ尚宮様の無実を陛下に訴えるため、太祖の御殿の前で2日間座り込んでいたところに降り出した雨。他の皇子が同じ雨の下でスを見守るも、想い合っていたワン・ウク皇子は、スに手を差し伸べずに去ってしまいます。そこで、スを慕うワン・ソ皇子が隣に立ち、黒い大きなマントを広げてスを雨から守る。スの肩を持つことは、陛下に反するのと同じ意味で命がけの行為。雨だけでなくスの命までも守ろうとする彼のもとで、うなだれていたスが姿勢を正し、また座り込む姿は涙なしには観られません。叶わないとわかっていても、二人の“守りたい”気持ちが、どうか届くよう願わずにはいられない雨でもありました。

『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』(コンプリート・シンプル DVD‐BOX全2巻 各5500円/コンプリート・シンプル BD‐BOX全2巻 各6600円) ※価格は税込み 発売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント (2021年7月の情報)
 ちなみに本作では、他にも“雨”がキーワードになる場面があります。ソ皇子は雨をきっかけに大きく運命が変わった一人。高麗時代ドラマだからこそ観れる“雨の風景”に浸ってみてはいかがでしょうか。
 
 “雨”によって動き出した恋にトキめいたり、雨が降ったことで大きく変わる展開に涙したりと、胸はずむことがある韓国ドラマ。雨のしんどい日に、自分から素敵な雨に出会いに行くのもアリですね。

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ヨシン(ライター)

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