『鬼滅の刃』初の原画展スタート! 不気味な“無限城”まで出現する内部を徹底レポート
吾峠呼世晴によるコミック『鬼滅の刃』(集英社)初の原画展「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展」が、10月26日(火)から、東京・六本木にある六本木ヒルズ森タワー内の森アーツセンターギャラリーで開催されます。吾峠による直筆原画450点以上を間近に見られる貴重な機会である本展は、全日日時指定ということもあり、すでにチケットは一部を除き完売。開催前から人気っぷりが伺える本展に、クランクイン!トレンドが一足お先にお邪魔してきました。歩みを進めるたびに、目頭が熱くなる本展の魅力をピックアップしてお伝えします。 ※なお、本展はコミックス全23巻までの展示があるため、同巻までのネタバレを含みます。ご注意ください
【写真47枚】チケット完売の人気っぷり! 「吾峠呼世晴原画展」をチラ見せ
■エントランスには巨大キービジュアル!
『鬼滅の刃』は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で、2016年11号から2020年24号まで連載されたコミック。全23巻の累計発行部数は、電子版を含め、1億5000万部を突破しており、さらに、12月5日(日)からは、テレビアニメ『鬼滅の刃』遊郭編(フジテレビ系)が放送されます。
エントランス 「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展より (C)吾峠呼世晴/集英社 クランクイン!
コミックが完結してもなお、勢いが衰えぬ本作の初の原画展では、“受け継ぐ”をコンセプトに、450点以上の原画を、立体造形や空間演出とともに展示。エントランスでは、吾峠が今回のために書き下ろした巨大キービジュアルが出迎え、入場を待つゲストたちのドキドキを高めてくれます。
■炭治郎&禰豆子のフィギュアがお出迎え
「序章:煌(きらめき)~不滅への旅立ち~」 「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展」より (C)吾峠呼世晴/集英社 クランクイン!
大きなエントランスをくぐってまず登場するのは、「序章:煌(きらめき)~不滅への旅立ち~」。ここは、キャラクターの魅力が詰まった23冊の単行本表紙に囲まれた空間で、その中央には、竈門炭治郎と竈門禰豆子のフィギュアが飾られています。
「序章:煌(きらめき)~不滅への旅立ち~」 「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展」より (C)吾峠呼世晴/集英社 クランクイン!
この「『鬼滅の刃』竈門炭治郎と禰豆子 第0巻フィギュア」は、第1巻の幕間に掲載された連載開始以前のイラストを基に造形されたもの。コミックでは見ることができない後ろ姿が見られるのは、フィギュアならではの醍醐味(だいごみ)です。また、フィギュアのみならず、しっかりと背表紙までデザインされた単行本表紙の展示も見どころの1つとなっています。
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