ドラマ『ヤンキー母校に帰る』スタートから20周年 懐かしの生徒役キャストの今
関連 :
■市川由衣
3年C組の遠田ユキを演じたのは市川由衣だった。2000年末からグラビアアイドルとして活動開始し、フジテレビビジュアルクイーンオブザイヤーに選出されたこともある市川。2001年からは女優としても活動を開始し、本作のほかにも『ごくせん(第1シリーズ)』(日本テレビ系)や、『H2〜君といた日々』、『クロサギ』(ともにTBS系)など人気ドラマに多数出演。2014年の主演映画『海を感じる時』では、池松壮亮とフルヌードで大胆な濡れ場を演じてみせて観客に衝撃を与えた。私生活では2015年9月、俳優の戸次重幸と結婚し、2児の母親でもある。
■ 柄本佑
メインの生徒役ではなかった面々にも、のちに活躍することとなる逸材がいた。3年C組の大日向順一を演じたのは、若き日の柄本佑だ。父は俳優の柄本明、母は女優の角替和枝、弟の時生も後に俳優になるという役者一家に生まれた柄本は、本作と同年に映画のオーディションで主役を射止めて俳優デビュー。その後も着実に出演作を重ね、ドラマ・映画ファンの間で注目されつつあったが、2020年1月期の主演ドラマ『心の傷を癒すということ』(NHK総合ほか)、ドラマ『知らなくていいコト』(日本テレビ系)で吉高由里子演じるヒロインの相手役を演じて大ブレークを果たし、その後の活躍に続いていく。2024年の大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合ほか)では藤原道長役を務めることが発表されている。私生活では2012年に女優の安藤サクラと結婚。一人娘の父親でもある。
■ 小池徹平
3年C組ではないが、隣のB組の生徒・村瀬元哉役として出演していた小池徹平。2001年の「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを獲得し、2002年に俳優デビュー。本作以後も『WATER BOYS2』、『ごくせん』第2シーズン、『ドラゴン桜』(TBS系)と2000年代は端正な顔立ちで学園ドラマをわかせた。舞台でのキャリアも旺盛で、名作ミュージカル『キンキーブーツ』の日本版初演では三浦春馬さんとダブル主演を務めた。俳優以外でも、ウエンツ瑛士との音楽デュオ・WaTとして長らく活動していたことで知られる。2018年11月、女優の永夏子と結婚したことを発表。2019年9月に長男、2021年に次男が誕生している。