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『ホーム・アローン』キャストの今 まさかのキャリアチェンジから、“元ケビン”に今年訪れた名誉まで

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元“ケビン少年”には、今年嬉しいニュースが!

■マコーレー・カルキン(ケビン・マカリスター役)

ケビン役 マコーレー・カルキン 写真提供:AFLO
 そして、年上のきょうだいと年下のいとこに挟まれて、割を食う主人公のケビンを演じたのは、言わずと知れたマコーレー・カルキン。公開当時10歳だった彼は、本作の大ヒットで世界一有名な子役としてギネスに認定され、『マイ・ガール』(1991)や『ホーム・アローン2』(1992)などに次々出演。この数年間で、一生かかっても使いきれないほど稼ぎだしたとされるも、両親との金銭トラブルなどもあり早々に俳優業を引退。ドラッグ使用や激やせが取り沙汰され、死亡説すら浮上。一時はすっかり過去の人となった。

 しかしそれも今や過去のこと! 近年少しずつインディ映画などに出演するようになり、2021年には人気ドラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー:2つの物語』で本格復帰。同作では、ドラッグ中毒の男娼という役どころを印象的に演じた。またプライベートでも、女優のブレンダ・ソングと婚約、男の子が2人誕生するなど嬉しいニュースが続いた。極秘結婚したとの噂もある。

 そして今月、マコーレーはポップカルチャーを盛り上げた功績が評価され、ハリウッドの殿堂入りを果たした。セレモニーにはキャサリン・オハラも駆けつけ、「1度ならず2度も置いてきぼりにしてしまったフェイクママを、このハッピーな場に参加させてくれてありがとう。あなたを誇りに思います」「『ホーム・アローン』は今も昔も、これからも、世界で愛され続ける偉大な作品です。世界中の人々が、家族そろって『ホーム・アローン』を観ずには年を越せません。それはひとえにマコーレー・カルキンのおかげです」とスピーチ。マコーレーもブレンダやキャサリンに感謝をし、「最後に、クリスマススピリットにのっとり、こう締めさせてください。“メリー・クリスマス、くたばれ”」と続編『ホーム・アローン2』の名セリフを引用した。

 キャサリンの言葉にもあるように、ドキドキハラハラするとともに、家族の温かさを思い出させてくれる本作はクリスマスの時期にぴったりの作品。ケビンの奮闘を応援するとともに、家族とともに観た思い出に心を馳(は)せるのもいいかもしれない。(文:寺井多恵)

 映画『ホーム・アローン』は、12月22日21時より『金曜ロードショー』(日本テレビ系)にて放送。

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