日本モチーフのネイルも! 『ウィキッド』シンシア・エリヴォのこだわりロングネイルを徹底紹介

3月7日より公開され、SNS上で絶賛の声が寄せられている映画『ウィキッド ふたりの魔女』。本作で圧倒的な歌声を披露するのが、エルファバ役のシンシア・エリヴォだ。先日行われたアカデミー賞授賞式では、グリンダ役のアリアナ・グランデとパフォーマンスを披露し、世界中を魅了したシンシア。本場ブロードウェイで活躍し、トニー賞を受賞した実力派でもある。そんな彼女のもう一つのアイコニックな特徴が、トレードマークでもあるロングネイル。今回は、彼女の豪華絢爛なネイルアートを徹底紹介する。
【写真】シンシア・エリヴォ、桜や鶴など日本モチーフのネイルアート
日本で披露したロングネイルは19歳のアーティストが制作!
シンシアのネイルを手掛けるのは、マイカ・ディオール(Mycah Dior)、シア・オセイ(Shea Osei)、ローズ・ハックル(Rose Hackle)の3人のネイリスト。その中でも、19歳の気鋭アーティストであるマイカが『ウィキッド』のプロモーションツアーで来日した際のネイルを担当した。
■ジャパンプレミア
「マイカ・ディオール」インスタグラム
ジャパンプレミアに登場したシンシアは、自身が演じたエルファバからイメージした黒のホルターネックドレス姿。一方ネイルには桜や鶴、翡翠のモチーフを取り入れ、日本文化を取り入れた繊細なデザインで敬意を示した。枝に咲く花びらや鶴の細かなディテールなど、職人技が光る仕上がりで、詳細はマイカのインスタグラムで公開されている(桜の枝の描き方付き!)。
宝石のようなグリーンネイルたち
生まれつき緑色の肌を持つエルファバ。『ウィキッド』のプロモーションツアーでは、彼女を象徴するグリーンを基調としたドレスルックとともに、ジュエリーのように輝くグリーンネイルの数々が披露された。
■ニューヨークプレミア
「マイカ・ディオール」インスタグラム
ニューヨーク近代美術館で行われたプレミアでは、エルファバのグリーンに加え、グリンダのテーマカラーであるピンクもミックス。特に目を引くのは、立体的な目のデザインや、十字架、シルバーのビジュー、時計のモチーフを取り入れたネイルアート。マイカによると、このネイルの制作には約4時間を要したという。
■LAプレミア
「マイカ・ディオール」インスタグラム
LAプレミアでは、鮮やかなグリーンのカットアウトドレスに身を包んだシンシア。ネイルはさまざまな色合いのグリーンで彩られ、幾何学的なラインや豪華なビジューをあしらい、アールデコ調の華やかな仕上がりとなっていた。こちらもマイカの作品。
■シドニープレミア
「ローズ・ハックル」インスタグラム
オーストラリアのシドニーで行われたプレミアでは、ルイ・ヴィトンのブラックドレスに、ライオンのチョーカー、ダークグリーンのネイルをセットし、完璧なエルファバルックを完成。ローズ・ハックルが手掛けたこちらのネイルは、動くたびに輝く大きなエメラルドの石をメインに、緑や透明のラインストーン、十字架モチーフ、レースの柄をデザイン。さらに、グリンダとの友情を表現するピンクも取り入れられていた。
■ロンドンプレミア
「シア・オセイ」インスタグラム
ロンドンで開催されたプレミアでは、いくつもの宝石を散りばめたネイルで登場。複数の色の層と複雑なディテールを完成させたのは、シンシアと15年来の交友があるというシア・オセイ。シアは映画でエルファバのネイルデザインも担当している。