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<今日は「八雲忌」>次期朝ドラ『ばけばけ』で描かれる“小泉八雲”とは? 注目キャストに相関図も!

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■注目キャストがすでにずらり まず押さえたいキャラ達

 来日したヘブンをサポートする英語教師・錦織友一を演じるのは、主演映画『国宝』が大ヒットを記録している吉沢亮。2019年放送の連続テレビ小説『なつぞら』(NHK総合)では、広瀬すず演じる主人公に恋心を抱く親友・山田天陽を演じていた吉沢。彼は、その後、大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合)や月9ドラマ『PICU 小児集中治療室』(フジテレビ系)などの話題作で主演を重ねてきた。俳優として大きく飛躍した吉沢が、今回の作品で演じる友一は“大盤石”の異名を持つ松江随一の秀才という設定。外国人教師として松江にやってきたヘブンを同僚として支え、さらにトキとも奇妙な縁で知り合い、2人の人生に深く関わっていくことになる。


 連続テレビ小説の魅力の1つとして欠かせないのは、主人公の人生に影響を与えていく個性的なキャラクターたちの存在。主人公の父で元武士の松野司之介を演じるのは、連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合)でも主人公の父親を演じていた岡部たかし。今作で岡部が演じる司之介は、愛する家族と共に貧乏生活から脱出するべく不器用ながらも奮闘するというキャラクターだ。

 一方、トキの母・フミを演じるのは2001年の連続テレビ小説『ほんまもん』で主演を務めていた池脇千鶴。朝ドラヒロインを経て、朝ドラヒロインの母親役に挑むことになった池脇が演じるフミは、出雲大社の上官の家で育った女性。トキは母・フミから出雲の神々の物語や生霊・死霊の話、目に見えないモノの話を聞かされることになる。

 連続テレビ小説には、2002年の『まんてん』(NHK総合)、2015年の『まれ』(NHK総合)に続いての出演となるのが小日向文世。彼が演じるのは、トキの祖父・勘右衛門。彼は幕末をたくましく生き抜き、明治になってもマゲを結って剣の稽古を続けるという文字通りの“ラストサムライ”。それでいて孫のトキにはめっぽう弱いという…。そんなコントラストの効いたキャラになりきった小日向の演技に注目だ。


 トキたち松野家の面々と深い関わりを持つ雨清水家の人々を演じるキャスト陣も豪華だ。松江藩で名をはせた上級武士で、明治に入ると多くの没落士族に手を差し伸べようと尽力する雨清水傳役には2014年の『マッサン』(NHK総合)に続く連続テレビ小説への出演となる堤真一。そして連続テレビ小説には本作で初出演となる北川景子は、親戚のトキに礼儀作法やお茶など武家の娘としての教養を厳しく教えるタエを演じる。また雨清水家の三男で、松野家と特に親しい間柄となる三之丞役には、連続テレビ小説初出演の板垣李光人がキャスティングされている。

 このほかにも、トキのお見合い相手・山根銀二郎役に寛一郎、ヘブンに日本行きを勧める同僚記者イライザ・ベルズランド役には『マッサン』でヒロインを演じたシャーロット・ ケイト・ フォックス、さらにトキとヘブンを見守る蛇と蛙を阿佐ヶ谷姉妹が演じるなど、キャストも多彩な『ばけばけ』。激動の時代に国際結婚を果たした1組の夫婦がどんな物語を届けてくれるのか、秋からも朝ドラから目が離せない。(文:スズキヒロシ)


 連続テレビ小説『ばけばけ』は、NHK総合にて9月29日より毎週月~土曜8時ほか放送。
引用:『ばけばけ』公式インスタグラム(@asadora_bk_nhk)

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