『バトル・ロワイヤル』公開25周年 今見ると超豪華! 生徒役キャストの現在
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バイオレンス映画の巨匠・深作欣二監督が晩年に手がけた映画『バトル・ロワイヤル』が、今月16日に初公開から25周年を迎える。中学生同士が生き残りをかけて殺し合うセンセーショナルな内容と、ビートたけしの怪演も相まり、当時社会現象化した本作。今回は、そんな『バトロワ』に生徒役として出演し、のちに飛躍を遂げた当時若手だったキャストたちをピックアップ!
【写真】今見ると超豪華! 『バトロワ』生徒役キャストたち(7人)
本作は、高見広春の同名小説が原作。新世紀教育改革法、通称「BR法/バトル・ロワイアル」が制定された近未来を舞台に、香川県城岩学園中学3年B組の生徒たちが、脱出不可能な無人島で制限時間3日の間に、それぞれが支給された武器で最後の一人になるまで殺し合いを強いられる、というストーリー。BR担当教官・キタノを演じたビートたけしによる「今日は皆さんにちょっと殺し合いをしてもらいます」というセリフが有名で、2000年代以降の「デスゲーム」作品ブームの先鞭をつけたと言って過言ではない。
■藤原竜也

本作の主人公で、最後まで生き残ることになる七原秋也を演じたのは、藤原竜也。当時17歳。生き残った秋也は指名手配され、3年後に公開された『バトル・ロワイアルII 鎮魂歌』にも登場する。
本作への抜てきで注目を集めた藤原は、以後もドラマ、映画に活躍をし、著名な演出家・蜷川幸雄さんに見出され、蜷川さん演出の舞台にも多数出演した。私生活では、2013年5月に一般女性との年内結婚を報告。2016年6月、第1子の誕生をウェブサイトで発表している。
■前田亜季

秋也と共に生き残る生徒・中川典子を演じたのは前田亜季だ。
前田は90年代に『天才てれびくん』(教育テレビ)にレギュラー出演を果たすなど、姉の愛と共に当時すでに人気子役だった。それ以後も映画『最終兵器彼女』でヒロインを演じるなど活躍。今年は映画『フロントライン』、『宝島』と、2作の注目の邦画に出演した。また、2005年に出演した青春音楽映画の名作『リンダ リンダ リンダ』の4K修復版が公開となり、同作で共演した香椎由宇、ペ・ドゥナらとイベントに登壇し、旧来のファンを喜ばせた。
■柴咲コウ

相馬光子を演じたのは柴咲コウ。前年、「ファンデーションは使ってません」のセリフを放つ美容液のCMで注目されていた柴咲は、本作で生き残るために同級生に平然と銃口を向ける光子を怪演した。以後、『GO』などの人気作品に主演し、人気女優に。2015年には『○○妻』(日本テレビ系)で女優歴17年目にして初めて単独での連続ドラマ主演を務め、さらに2017年には、第56回NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』で主人公の井伊直虎を演じ、NHKドラマ初出演にして初主演を務めた。
環境問題に対する関心も旺盛で、2018年にはファッションブランド「MES VACANCES(ミ ヴァコンス)」を立ち上げ、プレオーガニックコットンなどを使用した衣類を発売。同年、環境省の環境特別広報大使に任命された。現在、主演ドラマ『 スキャンダルイブ』(ABEMA)がスタートしている。
■栗山千明

千草貴子を演じた栗山千明は、本作で最もキャリアを飛躍させた女優かもしれない。「あたしの全存在をかけてあんたを否定してあげる!」のセリフでも記憶に残る栗山の怪演がクエンティン・タランティーノの目に止まり、『キル・ビル』に抜てきされると、制服姿で鉄球を操る殺し屋GOGO夕張を演じ、ユマ・サーマン、ルーシー・リューらハリウッドスターらと共演を果たした。
その後もドラマ・映画に出演しており、今年は、ポリアモリー(複数恋愛)がテーマの異色のドラマ『彼女がそれも愛と呼ぶなら』(読売テレビ・日本テレビ系)で主人公を務めていた。

