吉田鋼太郎主演、石原さとみ、藤原竜也ら共演! 長塚圭史演出『リア王』26年5月より上演
関連 :
吉田鋼太郎が主演、石原さとみ、藤原竜也らが共演する彩の国シェイクスピア・シリーズ 2nd Vol.3『リア王』が、彩の国さいたま芸術劇場 大ホールにて2026年5月より上演。その後、宮城、愛知、大阪、福岡、岡山でも上演される。併せて、全キャストが発表され、コメントが到着した。
【写真】タイトルロールに吉田鋼太郎 『リア王』相関図
2024年5月に吉田鋼太郎が新たに立ち上げた「彩の国シェイクスピア・シリーズ 2nd」。その第3弾は、シェイクスピアの最高傑作とも評される四大悲劇の一つである『リア王』。
タイトルロールを務めるのは、本シリーズ芸術監督の吉田鋼太郎。演出は、吉田が厚い信頼を寄せる長塚圭史が手がける。長塚がシェイクスピア作品に挑むのは、2013年『マクベス』以来2度目。劇作家としての視点を生かし、新たな『リア王』像を提示する。
吉田がシェイクスピア作品で主演を務めるのは9年ぶり。前シリーズでは、2004年『タイタス・アンドロニカス』での初主演を皮切りに、07年『オセロー』、11年『アントニーとクレオパトラ』、13年『ヘンリー四世』で主演。17年『アテネのタイモン』では、蜷川幸雄から芸術監督のバトンを引き継ぎ、演出と主演を兼任した。
吉田と共に本作に挑む共演者にも、精鋭キャストが集結。
25年『マクベス』で鮮烈な印象を残した藤原竜也が、義弟の陰謀により追放されるエドガー役を、前シリーズ『終わりよければすべてよし』でヒロインを務めた石原さとみが、初挑戦の役柄となる長女ゴネリル役を演じる。次女リーガン役に松岡依都美、私生児エドマンド役に矢崎広、末娘コーディリア役に吉田美月喜、忠臣ケント伯役に山内圭哉、同じく忠臣グロスター伯役に山西惇など、演劇界の強者達がそろう。
吉田は「果たしてどのような世界が立ち上がるのか。胸の高鳴りは最高潮です。ボクにとっても久しぶりのタイトルロール、今から武者震いが止まりません。どうぞ、ご期待下さい!」と気合十分。
石原は「舞台『リア王』は、私にとって二人目の産後復帰となる大切な作品です。妊娠出産を経て、二人の子どもを育てながら舞台に立ち続けられるのかという不安もありますが、お話をいただいた当初のワクワクは今も変わりません。ゴネリルを演じられる喜びは大きく、新たな挑戦の機会をくださった吉田鋼太郎さん、長塚圭史さんに深く感謝しています」とコメント。
藤原は「僕が演じるエドガーは、とてもまっすぐで家族想いで正義感のある人物だと思っています。だからこそ義理の弟の策略にハマってしまい、狂人として逃げる羽目になってしまう…同じく狂気を装うハムレットとはまた全く違う、これまでシェイクスピア作品で演じたことのない役柄。まだまだ新しい挑戦が出来ることが嬉しいです」と期待を寄せる。
演出の長塚は「400年以上愛され続けるこの悲劇にリア王を演じる稀代のシェイクスピア俳優・吉田鋼太郎さんを始めとするキャスト・スタッフと共にどっぷり浸かろうと思います。巨大な物語に挑む慄きはありますが、ひどく楽しみでもあるのです。劇場でお待ちしております」と言葉を寄せた。
埼玉公演のチケットの一般発売は、2026年2月14日。先行販売詳細は追って発表となる。
彩の国シェイクスピア・シリーズ 2nd Vol.3『リア王』は、埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 大ホールにて2026年5月5日~24日上演。その後、宮城・愛知、大阪、福岡、岡山にて上演。
スタッフ・キャストのコメント全文は以下の通り。

