中村麗乃、『SHOCK』との出会いが転機に 堂本光一から送られた忘れられない言葉とは
乃木坂46の3期生として8年半活動し、2025年6月にグループを卒業した中村麗乃が、個人としての活動を再始動する。ミュージカル『Endless SHOCK』『ダンス オブ ヴァンパイア』では、憧れの女優・神田沙也加さんが演じた役を受け継ぎ、舞台女優としての確かな存在感を示した彼女。その胸にあるのは、堂本光一から学んだ“スター”の矜持と、乃木坂46で教わった「努力・感謝・笑顔」だ。一時の充電期間を経て、自身初のファンクラブ「中村麗乃 OFFICIAL FANCLUB - curtain call -」を開設した中村に、卒業後の日々と未来への思いを聞いた。
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◆『SHOCK』との出会いが転機に 憧れの神田沙也加さんと同じ役に感激
――今回は乃木坂46を卒業されてからの期間や、これからの活動についてを中心にお話をお聞きしたいと思っています。卒業から半年ほどが経ちましたが、所属時代の活動とそれ以降で、心境の変化、環境の変化は実感しますか。
中村:卒業したばかりの時はあまり実感が湧いていなかったのですが、日々を過ごしていて、いつもだったら「明日は何時だろう」と毎日チェックしていたのがなくなってきた時に「卒業したんだ」と実感しました。在籍時から出演していた『ダンス オブ ヴァンパイア』が卒業後も続いていたので、それが終わって一区切りした時に「ちょっとお休みしよう」と、お仕事を一回離れる期間を作っていました。
――その期間はまったく仕事を入れなかったんですか。
中村:まったく入れず、やることも何も決めずに、しばらくお休みさせてもらいました。乃木坂46に入る前以来の、8年半ぶりの夏休みみたいな感じでした。海外旅行に行ったり、お家の大掃除や断捨離をしたりと、いろいろなことをしました。ちょっとしたことなんですけど、目覚まし時計をかけずに寝る、とか(笑)。堕落した日々を過ごしてしまったので、取り戻さないとなと今思っています。
――乃木坂46所属時と卒業後で、お仕事に向き合う上で感覚の違いはありますか。
中村:メンバーがいない静かな楽屋はギャップを感じます。「1人ってこんなに静かなんだ」って。
――今後は、女優としての活動が中心になるのでしょうか。
中村:変わらずに舞台、ミュージカルは続けていきたいですが、グループ時代にできなかった新しいお仕事にも今後は挑戦していきたいなとも思っています。絶対にミュージカル1本で、という感じではなく、たくさんいろんなことを経験していきたいです。

――2023年、2024年に出演したミュージカル『Endless SHOCK』でのヒロイン・リカ役が印象的でした。『SHOCK』との出会いは中村さんにとっても大きいものでしたか。
中村:とても大きかったです。『SHOCK』のオーディションは公演の1年前ぐらいに受けたんですが、当時は自分にとってもどういう風に活動していこうか、すごく悩んでいた期間だったんです。初めて「グループに残ってできることがまだあるかな」と考えたし、「卒業」という言葉が頭に浮かんだ瞬間でもありました。合格はまさか、でしたが、そこから自分のいろいろなものが変わっていったのかなという感覚はすごくあります。ご覧になった女性のファンの方から街で声をかけていただいたり、対面イベントに来ていただいたりすることがとても増えて、影響力の大きさを感じます。
――中村さんは、過去にリカを演じていた神田沙也加さんへの憧れを口にされていたこともありました。中村さんの演じるリカに神田さんを感じた、という声もありましたが、『SHOCK』に臨むにあたっては、やはり神田さんに対する思いがあったのでしょうか。
中村:もちろんありました。「神田さんと共演できるようになりたいな」と思っていて、それが叶うことはなかったんですけど、「神田さんがやられていた役をいつかやりたいな」と思うようになって。そういうタイミングでいただいたオーディションのお話だったので、受けない理由はありませんでした。資料などで『SHOCK』の歴史を教えていただく際には、そこに神田さんの姿もあったりして。神田さんを含め、いろんな人の思いが繋がって20年以上続いてきた作品だと思うので、「やりたいからやります」という生半可な感覚ではいけないと思いました。自分の中でどこまでできるかは分かりませんでしたが、しっかりとした気持ちを持って挑まなきゃなとすごく感じていました。
――作・構成・演出・主演を務める堂本光一さんには神田さんへの思いを話す機会はありましたか。
中村:それが、私、神田さんの話はしていなかったんですよ。でも、ふとした時、最初の方の歌稽古で光一さんと歌った時、「沙也加に似てるよね」って光一さんから言われたんです。その時に「実はすごく好きだったんです」というお話を初めてしたんですが、びっくりだし、恐縮しました。本当に光栄な気持ちでした。
――神田さんを間近で見てきた方からの言葉はうれしいですよね。
中村:うれしかったですね。恐れ多いですけど、やっぱり憧れている方なので、少しでもそういう風に、お世辞でも言っていただけたなら、やっぱりうれしいなと思います。

