「坂道グループ」2025年の卒業メンバーを振り返る 卒業後の活躍は?【乃木坂46編】
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乃木坂46、櫻坂46、日向坂46からなる坂道グループ。2025年には各グループに新メンバーが加入した一方で、グループを離れて次の道へと進む卒業生も相次いだ。坂道グループ全体では総勢15名が卒業、または卒業を発表している。本稿では乃木坂46を卒業した6名を取り上げる。
【写真】2025年に乃木坂46を卒業したメンバー
2月には新たに11名の6期生を迎え入れた乃木坂46。デビュー13周年の「13th YEAR BIRTHDAY LIVE」や、10度目となる聖地・明治神宮野球場での4公演も含んだ全国ツアー「真夏の全国ツアー2025」を作り上げた2025年は、2016年9月の加入当初に12人だった3期生が残り4人となり、グループの中核を担う4期生からも2名がメンバーとしてのラストステージに立った。
年内最初に有終の美を飾ったのは、3期生の与田祐希だ。2月22〜23日には故郷のみずほPayPayドーム福岡で卒業コンサートを開催し、最終日の公演では同期のOG・大園桃子が3年半ぶりにグループのステージへ立ち、2人のWセンター曲「逃げ水」のサプライズ披露に驚きの声が上がった。卒業後は10月期の連続ドラマ『死ぬまでバズってろ!! 』(MBSほか)で主演を務めるなど、女優やタレントとして活動中だ。
与田や大園と同期の佐藤楓は、4月5日に神奈川県・ぴあアリーナMMで開催した「38thSGアンダーライブ」で卒業セレモニーを実施。5月6日に行われた38thシングル『ネーブルオレンジ』発売記念「リアルミート&グリート」でメンバーとしての活動を終了した。在籍中から「駅伝愛」を伝え続けていた佐藤は、2026年1月1日にラジオでのスポーツ生中継「ヤマザキ新春スポーツスペシャル ニューイヤー駅伝2026」(TBSラジオ)に出演する。
7月の全国ツアースタート直前、メンバーとしてのラストステージに立ったのは3期生の中村麗乃だ。6月26日にはヒューリックホール東京で「卒業セレモニー」を開催。在籍中から、DOMOTO(元・KinKi Kids)の堂本光一が作・構成・演出・主演を務める舞台『Endless SHOCK』でヒロイン・リカ役として帝国劇場の舞台に立つなど、演劇界でも活躍していたが、11月の公式ファンクラブスタートも起点にして、さらなる飛躍が期待される。
続く卒業生は3期生の久保史緒里で、11月26〜27日に神奈川県・横浜アリーナで卒業コンサートを開催した。在籍中には、2023年放送のNHK大河ドラマ『どうする家康』で現役メンバー初の単独での大河ドラマ出演を果たし、3年9ヵ月間にわたり『乃木坂46のオールナイトニッポン』(ニッポン放送/毎週水曜25時)のパーソナリティを担当するなど、幅広い才能を開花。卒業後の12月には自身初の書き下ろしエッセイ『LOST LETTER』(幻冬舎)を出版した。
そして、12月19〜21日にかけて行われた「40thSGアンダーライブ」では、2人の4期生が卒業セレモニーのステージに立った。
19日に行われた初日公演では松尾美佑、20日の公演では矢久保美緒の卒業セレモニーが行われ、松尾は「ずっと歌いたかった曲」とした「君は僕と会わない方がよかったのかな」をメンバー全員で歌い上げ、矢久保は尊敬するOG・松村沙友理の卒業ソングであった「さ~ゆ~Ready?」を披露した。
2人は、グループが11年連続11度目の『NHK紅白歌合戦』に出場する大みそかが活動終了日に。松尾は芸能活動引退を公表しており、矢久保は卒業発表時のブログで「卒業後も発信活動を続けていく予定」と述べていた。

