中村麗乃、『SHOCK』との出会いが転機に 堂本光一から送られた忘れられない言葉とは

――光一さんとの出会いで、学びになったことはありますか。
中村:『SHOCK』だけじゃなく、アイドルとして大先輩なので、光一さんが昔、一番忙しかった時にどういうアイドル生活を送っていたかというお話を教えていただくことがあったんです。私からしたら想像できないぐらい、とてつもなくハードでとんでもない生活を送っていらっしゃったんですよね。青春どころか生活全て、人生全てをその当時のKinKi Kids(現:DOMOTO)にかけていたんだということを感じて、「やっぱりスターってすごいんだ」と知りました。それを聞いてから、私もアイドルとして「こんな感じじゃダメだ」と思うことが多くなって、ステージに立っている時も含め、すごく良い経験をさせていただいたなと思います。
――舞台上でのお仕事ぶりだけじゃなくて、アイドルとしての生き様のようなものを見せてもらったんですね。
中村:そうですね。やっぱりスターはなるべくしてなるんだ、と初めて肌で感じられました。あの作品で20年以上も主演を続けているだけでもすごいことなのに、いろんなものを抱えてやられているんだなと思いました。

――光一さんからもらった言葉で覚えているものは何かありますか。
中村:『SHOCK』の最中も、アイドルとしてどうするか悩んでることとかも含めて、本当にたくさんのアドバイスをいただいていたのでいっぱいあるんですけど、「見てる人は見てる」とおっしゃっていたのは印象的でした。「今、それが形になるかどうかは分からないけど、続けていくことに意味はある」と教えてくださって、「私がやっていることは無駄じゃない」と思わせていただきました。これからもきっとそういう場面はあると思うんですけど、そういう時に「頑張ってよかったな」と思えるように、続けることをまずは始めようと思いました。
――素敵な言葉ですね。その後に中村さんが出演したミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』で演じたサラも、やはり過去に神田さんが演じていた役でしたよね。
中村:この作品もオーディションだったんですけど、2023年の『Endless SHOCK』を見て、私に似合うんじゃないかとオーディションの話をいただけたんだと聞いて、すごくうれしかったんです。それと同時にやりたいという思いがどんどん強くなって、もし落ちてしまったら他の方がやっているのを見られないかもしれないというぐらいに思いが強くなってしまったので「絶対に獲るぞ」という思いでオーディションに行きました。けど、いざ行ったらめちゃくちゃ緊張してしまって。自分がここまで歌いたいと思ったところまで、全然思うように届かなかったんですけど、それでも選んでいただけたので「次に進めたんだ」という気持ちで、前に進むことができました。

