映画『さとこはいつも』筒井道隆が石田ひかりの夫役 『あすなろ白書』から33年の時を経て再共演
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有村架純、石田ひかり、新人・姫野花春がトリプル主演する沖田修一監督最新作『さとこはいつも』の追加キャストが解禁。筒井道隆が石田の夫役を演じることがわかった。
【写真】『さとこはいつも』石田ひかり&筒井道隆が夫婦役に 2人並んだ写真
これまでも、ユニークでどこかキュートな人間たちを、温かな眼差しで描き続けてきた沖田監督が、本作で描くのは、年齢も、育った環境も異なる、3人の「さとこ」という女性たち。
初めての恋を持て余し、妄想が暴走していく中学3年生、15歳の中井聡子(姫野)。不倫も仕事もスランプ気味、迷走中の映画配給会社勤務、35歳の西田沙都子(有村)。子育てがひと段落し、久々の自分時間で夢に目覚めた55歳の飯島里子(石田ひかり)。そんな“さとこ”たちが、自由で、みっともなくて、愛おしい日々を【自分の物語】として書き始めたとき、3人の人生が交差していく――。
この度、新キャストとして解禁されたのは、石田が演じる里子の夫・重明役を務める筒井。1993年の放送当時、平均視聴率27.0%、最高視聴率31.9%を記録し、社会現象級のブームを巻き起こした伝説の“月9”ドラマ『あすなろ白書』。甘酸っぱくも切ない恋と友情の狭間で揺れ動く大学生たちを演じ、日本中の心を掴んだ石田と筒井が、ドラマ放送から33年の時を経て夫婦役として再共演を果たす。
大学卒業後すぐ、重明(筒井)と結婚して以来、3人の息子にお弁当を作り続けてきた20年間。遂に里子はお弁当作りの最終日を迎える。感無量の思いを抱きかけるが、家族の誰もそれに気づかない。
モヤモヤを抱えた里子は、花屋で奮発して自分に花束を買って帰る。緊張の糸が切れて体調を崩した里子だったが、病院での“ある出会い”によって、かつて作家になる夢を抱いていたことを思い出す。そして自分の“初恋の物語”を、ノートに書き始め...。
今回、石田と筒井が演じるのは、“大学時代に出会い、長い年月を共に歩んできた夫婦”。どこか『あすなろ白書』を彷彿とさせる設定に、90年代にリアルタイムで熱狂した世代はもちろん、いまを生きる観客の心にも深く刺さる、エモーショナルなキャスティングが実現した。
今回が沖田組初参加となった筒井は本作について「最初に台本を読ませていただいた時に、とても優しい作品だなと思いました。そして、完成した作品は独特の世界観があり素敵な作品でした。監督も優しく現場も和やかな感じで楽しかったです」と振り返り、「ひかりちゃんと仕事ができて嬉しかったです。尊敬していますし、人生の師匠なので」とコメント。
石田は「筒井くんとは、“とうとう夫婦になったか! 時間は経ったなぁ”という気持ちです」と明かし、「私は彼に本当に心を許していて、作品の中の私は自分でもびっくりするほどのリラックスした顔をしていました。私の人生が、素直に出てしまったのではないかと感じました。それは今回の『自分の物語を書く』というテーマそのものだとも思い、その時に一緒にいたのは筒井くんだと思うと、なんだか感慨深かったです」と、作品の内容とリンクした今回のキャスティングへの想いを語っている。
33年の時を超えて再び共演を果たした2人が、新たな物語でどのような夫婦像を見せるのか、大きな注目が集まる。
さらに、里子と重明の三男・翔太役として、高田万作(※「高」は正式には「はしごだか」)も出演。三宅唱監督作『旅と日々』での演技が評価され、第47回ヨコハマ映画祭にて最優秀新人賞を受賞するなど、注目を集める若手俳優のひとりである高田が、最後に夫婦の元を巣立つ末っ子として、素っ気ない態度でありながら夫婦を繋ぐ優しさを見せている。
また、里子が訪れる花屋の店員を鳴海唯が演じる。NHK 朝の連続テレビ小説『あんぱん』で話題となり、5月26日より放送開始となるドラマ『100日後に別れる僕と彼』(MBS/TBS)でもヒロインを演じる鳴海。里子にさり気なく寄り添い花束を選ぶ、ささやかで“粋な”店員として物語に華を添えている。
映画『さとこはいつも』は、9月18日全国公開。

