クランクイン!

  • クラインイン!トレンド

ヒット作・超大作が続くピエール瀧、俳優業が絶好調の理由とは?

映画

ディズニー作品から、人気漫画の実写版まで!ピエール瀧、なぜ大躍進?
ディズニー作品から、人気漫画の実写版まで!ピエール瀧、なぜ大躍進? クランクイン!

 ミュージシャン、マルチタレント、俳優と、様々な顔を持つピエール瀧。2014年に入って、日本アカデミー賞を筆頭に、ブルーリボン賞、報知映画賞などの賞を受賞。大河ドラマ『軍師官兵衛』では蜂須賀小六役、映画『凶悪』では死刑囚を演じ、実写大作『進撃の巨人』『寄生獣』への出演が発表されるなど、俳優として躍進を遂げている。なぜこうも、俳優・ピエール瀧は引く手あまたなのか。関係者に聞いてみた。

【関連】実写版『進撃の巨人』に出演する豪華キャスト<拡大写真>

 まず、記憶に新しいのが、13年ぶりに観客動員数2000万人を突破し、興収は254億円超えと、ソフトが発売されたのに大ヒット中の『アナと雪の女王』だろう。同作でピエール瀧は、エルサの力によって作られた雪だるま・オラフの声を担当。「あこがれの夏」という歌も披露する。ピエール瀧を起用したディズニー担当者は、「映画、テレビドラマでの俳優としてはもちろん、“電気グルーヴ”として音楽でも活躍している瀧さんなら、このオラフの声を演じきっていただけるはずと、オラフ役をオファーしました」と、起用理由を明かす。

 また、別の関係者は、ピエール瀧人気をこう話す。

 「昔から、ミュージシャンやお笑い芸人等が演技をすることは多く、『映画は俳優のものだ』『アイドル映画は邪道だ』などと議論されてきました。ですが、ピエール瀧はミュージシャンとしての活動が劇場的で計算されたものであり、さらに、ミュージシャンとして特定の楽曲がまとわりつくというよりは、パフォーマーとしてフェスなどを盛り上げと、演劇的でお芝居に近いところがあります。また、若いクリエーターがラジオリスナーでファンだったなど、業界内にファンが多いことも、最近のブレイクに繋がっていると思います」。

 そして、こう付け加える。

 「俳優としての起用が相次ぐ大きな要因として、『器用でそつなくこなしてくれる』『顔力が強く画面映えする』『現在47歳という、中堅と大御所のエアポケットで、チョイ役や変わった役で、なかなかオファーしづらいところでも快諾してくれる』『完全な本業ではないため、肩肘はらずに対応してくれる』『主演級の役どころでなくても、うるさく言わずにいい味をだしてくれる』といったところから、若い現場でも重宝されているのでしょう」。

 確かに、俳優業オンリーの強さもあるが、俳優でなくても食っていけるというのは、いい意味で、固執もこだわりも、イメージも気にしなくていいぶん、抜群の強さを誇る。そんな屈強俳優・ピエール瀧の活躍は、とうぶん続きそうだ。

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る