北川景子、菜々緒、佐々木希… “平成顔” 女優の武器は意外なギャップ

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有村架純、黒木華、松岡茉優など、親しみあるいわゆる“昭和顔女優” がお茶の間で親しまれているが、それとは対照的なスタイリッシュな“平成顔”を持つ女優が人々を惹きつける魅力は何なのか。そこにはクールなだけじゃない、意外なギャップがあった。
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昭和顔の条件と言えば、くるくると愛らしい瞳にふっくらした頬、ナチュラルメイクの似合う素朴な顔立ち。そうであれば、猫のように切れ長の瞳、スタイリッシュな細面の顔立ちは “平成顔” ということになるだろうか。
その筆頭として真っ先に思い浮かぶのが、北川景子だ。昭和顔代表の有村架純は、現在、主演を務めた映画『ビリギャル』が口コミで人気が拡大し、大ヒット中。清純なイメージのある有村が、金髪ギャルを演じるというギャップも大いに人々の関心を引いた。私たちはやはり、その “ギャップ” を見せてくれたときに役者の可能性に歓喜するもの。
クールビューティな印象を持つ北川の女優デビュー作は、テレビドラマ『美少女戦士セーラームーン』の実写版だった。これには「意外!」と感じる人も多いことだろう。その後は映画でも、『間宮兄弟』を皮切りに毎年と言っていいほどヒロインをゲットしている彼女だが、なかでも『謎解きはディナーのあとで』や『ジャッジ!』『悪夢ちゃん The 夢ovie』など、ギャップが決め手となる “ツンデレ” 系な役柄がピタッとハマる。
プライベートでも、交際中と言われるのが愛されキャラのDAIGOだったり、今でも『美少女戦士セーラームーン』の女子会に今も参加していたり、『間宮兄弟』の森田芳光監督の告別式にはノーメークの素顔で参列し号泣したりと、そのクールな外見とは対照的な素直さ、ピュアな心にあふれているのが彼女の最大の魅力だろう。
また菜々緒も、平成顔の一人と言えそう。股下85センチ、9頭身の抜群のスタイル。迫力さえ感じるオーラを放つ彼女の女優デビュー作は、東村アキコの同名コミックをドラマ化した『主に泣いてます』。絶世の美女であるがゆえに薄幸な人生を送る主人公を演じた。同作で菜々緒は、子泣きじじい、ねずみ男のコスプレ姿も披露。潔いなりきりぶりで、コメディエンヌとしての力を発揮した。
そのほか、佐々木希も現代的なお顔&スタイルの持ち主。そんな佐々木も、『風俗行ったら人生変わったwww』での純粋な風俗嬢役、『呪怨』シリーズでのホラーヒロインなど、イメージを覆すような役に果敢に挑戦しさまざまな表情を見せている。
昭和顔の特徴が親しみやすさであるとすれば、一見、近寄りがたいほどの美人・平成顔。そんな彼女たちのピュアな一面や熱さ、弾けた表情が見られることをこれからも楽しみにしたい。