A24最新作『愛はステロイド』、ふたりの出会いが犯罪を暴発させ狂わせる! 暴力・殺人――衝撃のロマンス編予告解禁

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クリステン・スチュワートとケイティ・オブライアンが出演するA24製作の映画『愛はステロイド』より、衝撃のロマンス編予告が解禁された。
【動画】流浪のボディビルダー・ジャッキーと、凶悪な父をもつルーの出会いが、犯罪を暴走させる! ロマンス編予告
本作は、『ミッドサマー』『シビル・ウォー アメリカ最後の日』『関心領域』など、観る者の心に深く焼き付き、ジャンルにとらわれない作品を数多く手がけてきたスタジオA24が新たに贈るクィア・ロマンス・スリラー。メガホンを取るのは、狂信の末に暴走するカトリック信者の看護師を描いたホラー『セイント・モード/狂信』で長編映画デビューを果たした新鋭ローズ・グラス。
父親を嫌悪しながらも、その影響下から逃れられない女性・ルーを演じるのは名優クリステン・スチュワート。ボディビルダーのジャッキー役にはケイティ・オブライアン。さらに、エド・ハリスをはじめ、ジェナ・マローンやアンナ・バリシニコフといった実力派キャストの名演にも注目だ。
今回解禁されたロマンス編予告では、1989年のアメリカ・ニューメキシコを舞台に、ボディビルダーになることを夢見てこの地を訪れたジャッキーと、トレーニングジムで働くルーの運命的な出会いが描かれる。出会った瞬間から惹かれ合う二人。だが、その幸せなひとときは長くは続かなかった。
姉に暴力を振るい続ける義弟と、凶悪犯罪を繰り返しながら警察をも牛耳る父に翻弄され、窮地に立たされるルー。そんな彼女に代わり、彼らを制裁したのはジャッキーだった。お互いのために行動したはずの2人は、あっという間に犯罪に巻き込まれ、逃げることすらできなくなっていく。
やがて、2人の関係にも亀裂が生じ始める。ルーに勧められたステロイドを使い日に日に増強されていくジャッキーの身体と心の変化とともに、愛と暴力の連鎖はさらに加速。果たして、ルーとジャッキーに待ち受ける結末とは?
また、映像の冒頭には、ルー役のクリステン・スチュワート、ジャッキー役のケイティ・オブライアン、そして監督のローズ・グラスによるウィットに富んだメッセージも収録されている。クリステンが「レズビアン俳優のクリステン・スチュワートです」と自身を紹介すると、続いて監督も「バイセクシュアル監督のローズ・グラスです」と自己紹介。さらに、ケイティも「私もよ」と続ける。ユーモアとセンスにあふれた自己紹介で幕を開ける予告を、ぜひ楽しんでほしい。
映画『愛はステロイド』は、8月29日より全国公開。