ハリポタ、ボーン、ID4…2016年期待の続編・スピンオフ・新シリーズは?

前作から長い年月を経てついに製作となった続編や待望の新シリーズ作品が、2016年はいくつか公開される。大きな話題になりそうなのが『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。「ハリー・ポッター」の新シリーズで、監督は同シリーズのベテラン、デヴィッド・イェーツ。主演は大注目のエディ・レッドメインだ。
【関連】2016年公開の続編・スピンオフ・新シリーズ<拡大フォト>
次は『インデペンデンス・デイ(ID4)』の続編SF大作『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』。ウィル・スミスを本格的なビッグスターに押し上げたこの映画が公開されたのは1996年。今回もローランド・エメリッヒが監督をするが、ウィルは出演せず、ジェフ・ゴールドブラム、ビル・プルマンは続投。リアム・ヘムスワーズも出演。エメリッヒは、3作目も企画しているらしい。
ベン・スティラーが再び監督と主演を兼任する『Zoolander 2(原題)』も、15年ぶりの続編だ。男性モデルを主人公にしたこのコメディには、カルトファンが多く、ベネディクト・カンバーバッチは、自分のほうからぜひ出たいと申し出てきたという。ほかにもペネロペ・クルス、ウィル・フェレル、ジャスティン・ビーバーなどが出演する。
マット・デイモンとポール・グリーングラス監督のコンビが作るアクション映画『ボーン』シリーズも、9年ぶりの復活。新キャストとしてトミー・リー・ジョーンズ、ヴァンサン・カッセルらも出演。さらに2002年、観客の口コミで、アメリカで爆発的にヒットしたロマンティック・コメディ『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』の続編もある。
近年の作品の続編にも、楽しみなものが多数。ひとつは『アリス・イン・ワンダーランド』の続編『Alice Through the Looking Glass(原題)』だ。ジョニー・デップ、アン・ハサウェイ、ミア・ワシコウスカは今回も出演する。監督はティム・バートンから『ザ・マペッツ』シリーズのジェームズ・ボビンに交代。
『London Has Fallen(原題)』は、2013年のヒット作『エンド・オブ・ホワイトハウス』の続編で、今度はタイトルにあるとおり、ロンドンが舞台だ。トム・クルーズ主演のクライムアクション『アウトロー』の続編『Jack Reacher:Never Go Back(原題)』もある。今回の監督はトムと『ラストサムライ』で組んだエドワード・ズウィック。ほかに『グランド・イリュージョン』の続編も公開される。
そのほかに注目すべきはファンタジー『スノーホワイト/氷の王国』。『スノーホワイト』のエリック(クリス・ヘムズワース)を主人公にしたスピンオフで、エミリー・ブラント、ジェシカ・チャステインが新たに参加。シャーリーズ・セロンも続投する。(文:猿渡由紀)