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批判された”白すぎる”オスカー、来年バッシング緩和が見込まれる理由とは

映画

批判された”白すぎる”オスカー、来年はバッシングが緩和か
批判された”白すぎる”オスカー、来年はバッシングが緩和か(C)AFLO

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 先月、米アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーが今年のノミネートを発表すると、演技部門20人のオスカー候補者が、2年連続で全員白人だったことから、各方面からオスカーが“白すぎる”との批判があがった。しかし来年は、そのバッシングが緩むかもしれない。

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 オスカー候補者が2年連続で全員白人だったことを受けて、スパイク・リー監督、ウィル・スミス夫妻らが、授賞式をボイコットすると宣言。するとアカデミーは素早く動き、アカデミー会員に、より多様な顔ぶれを持ち込むためのルール改正案を発表した。

 この改正案の影響が目に見えてくるのには、まだ数年かかると思われるが、それとは関係なく、来年のオスカーは、この2年と同じ状態になることを、どうやら避けられそうだ。今年、北米公開が予定されている作品には、すでに、黒人俳優が重要な役割を果たす秀作映画が、いくつかあるのである。

 その代表は、この1月のサンダンス映画祭の話題をかっさらった『The Birth of Nation(原題)』。1831年に、バージニア州で起こった奴隷の暴動についての実話で、激しい競売の結果、フォックス・サーチライトが、サンダンス映画祭史上最高の1750万ドルで競り落とした。フォックスは、今作の北米公開日を、アワードシーズンに有利な10月7日に設定しており、来年のオスカーの有力候補と、今から噂されている。監督は、無名の俳優/プロデューサーとして活動してきた黒人のネイト・パーカー。キャストの多くも無名の黒人俳優だが、『ローン・レンジャー』のアーミー・ハマーも出演する。

 また、ドン・チードルが監督、プロデュース、主演を兼任した『Miles Ahead(原題)』も、今年4月に北米公開予定だ。マイルス・デイビスの伝記映画で、昨年秋のニューヨーク映画祭のクロージング作品に選ばれている。

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