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マット・デイモン主演の『オデッセイ』は、前向きになる宇宙サバイバル!?

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マット・デイモン主演の大ヒット映画『オデッセイ』
マット・デイモン主演の大ヒット映画『オデッセイ』(C)AFLO

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 第88回アカデミー賞にて作品賞、主演男優賞を含む7部門にノミネートされた、マット・デイモン主演のSFサバイバル『オデッセイ』。日本では2月5日より全国833スクリーンで公開され、ロケットスタートを切って以降も好調をキープ、公開9週目で興収35億円超えのヒットを記録している。もちろん、世界的にも大ヒットし、全世界興収は6.3億ドルを突破!そんな大人気作の見どころを探る。

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 ネット上の口コミサイトで「宇宙版DASH村だ!」と評判になった本作。確かに、何もないところから作物を育て、工夫で困難を乗り越えるなど、DASH村(TOKIOが出演するバラエティ番組『ザ!鉄腕!ダッシュ!!』の人気企画のひとつ)に通じるものがある。ただ、『オデッセイ』の舞台は、なんと火星!

 有人探査中の火星で、荒れ狂う嵐に吹き飛ばされた宇宙飛行士のマーク・ワトニー(マット・デイモン)。5人の乗組員は、彼は死亡したものと思って火星を去るが、ワトニーは奇跡的に命を取り留めていた。一人ぼっちで火星に取り残され、空気も水も食料も足らず、地球との交信手段もないなか、次にNASAが有人機を送り込んでくるのは4年後―。あまりに過酷な現実が眼前に立ちはだかるが、ワトニーは“生き延びる”ことを決心する。一方、ワトニーの生存を知って衝撃を受けたNASAの同僚やクルーは、前代未聞の救出プランを実行しようとするが…。

 『エイリアン』のリドリー・スコット監督が手掛けただけあって、とてつもない緊張感のなか物語が進んでいくかと思いきや、意外にも、本作はユーモアで溢れているのが特徴のひとつだ。そもそも、主人公ワトニーが冗談好きのムードメーカーで超前向きな性格。ゆえに、落ち込むことはあっても引きずらず、何としても生きていこうとするのである。その際、バックでかかっている音楽がグロリア・ゲイナーの「恋のサバイバル」。そのほか、ドナ・サマーの「ホット・スタッフ」、アバの「恋のウォータールー」、テルマ・ヒューストンの「ドント・リーヴ・ミー・ディス・ウェイ」など、70年代のディスコミュージックがズラリ!聞くだけで元気になれるという曲を揃えて、ワトニーの火星でのサバイバルを支え、盛り上げてくれている。

 また、ワトニーに両親はいても、彼自身が家庭を持っていないという点も、ほかの宇宙サバイバル作品と大きく違う点。そう、家族との別れを感動的な音楽に乗せて描くという、定番のお涙頂戴ネタに陥らなくてすむのである。だからこそ、感動は別の形できちんと用意されており、火星でのジャガイモ有機栽培や“ダクトテープ”フル活用法といったネタもきちんと生きてくるのだ。

 2016年も間もなく5月に突入。元気が出なかったり、やる気が起こらなかったりと気持ちが落ち込みやすいこのシーズン。そんな時、映画『オデッセイ』はあなたに活力をあたえてくれるはずだ。

 クランクイン!ビデオでは、期間限定で『オデッセイ』の全額ポイントバックキャンペーンを実施中。

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