4ー6期ドラマに3本掛け持ち！ 俳優・木下ほうかが求められる理由
エンタメ
『痛快TV スカッとジャパン』（フジテレビ系）に出演し、イヤミ課長で大ブレイクしている木下ほうかが、今期（4月～6月）ドラマでは、『ラヴソング』（フジテレビ系）『ドクターカー』（日本テレビ系）『ナイトヒーローNAOTO』（テレビ東京系）の3本のドラマに掛け持ち出演。今、ドラマで“引っ張りだこ”の存在となっている。
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木下と言えば、2014年7月期ドラマ『昼顔～平日午後3時の恋人たち～』で、吉瀬美智子の夫役で出演。北村一輝演じる売れない画家と吉瀬演じる妻が不倫の恋に落ちるのを知り、嫉妬に狂う強烈な役を演じて、一躍注目を集める。その後、バラエティ番組に出演するとお茶目なキャラを発揮。『スカッとジャパン』の再現VTRに登場するイヤミ課長に、SNSでは「ウザい！」「ムカつく！」という評判とともに、嫌われキャラの徹底ぶりに「吹いた！笑」と好印象のコメントも多く見られる。
木下は1980年に16歳で俳優デビューを果たしてから長い下積み時代を経験。大学を卒業した後、よしもと入りして、吉本新喜劇にも出演。一時は夢を諦めサラリーマンになろうと決意したものの就職試験に失敗。やはり自分には役者しかないと思い直し、32歳の時に出演した映画『岸和田少年愚連隊』では中学生役を演じきり、“なんでもやる”という根性を見せつけた。
イヤミ課長を知っている視聴者にとって、ドラマの中の木下はデフォルメされたイヤミ課長のキャラとは異なり、個性的な役どころが多いなかでもきちんとした演技をするギャップが気になる存在となり、また、イヤミ課長を知らない視聴者からは、その迫真の演技力に貴重な悪役キャラとして注目をされているようだ。
ブログでドラマコラムを執筆するTVウォッチャーの主婦・さっちゃんはね♪さんは、木下の今期のドラマに対して、「『ラヴソング』は、ヒロインに対して理解の少ない、いわゆる“イヤミな上司”という役どころなのだが、『スカッとジャパン』のようには誇張しすぎずに、実際にいそうなリアルなイヤミさが絶妙」と評価。
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