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4ー6期ドラマに3本掛け持ち! 俳優・木下ほうかが求められる理由

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 さらに「『ドクターカー』は、病院長の役だが、典型的な中間管理職の立ち位置で、理事長とセンター長(理事長の息子)の間で常に日和見な態度なのが、どうにもこうにも情けない。『ナイトヒーローNAOTO』は、ヒロインの叔父だが、姪っ子には軽くあしらわれている役。今のところ、本筋にはあまりかかわってはこないが、終盤になって、悪を懲らしめる重要な存在になるのか?と深読みせずにはいられない」と語る。

 木下の転機となったのは、『下町ロケット』(2015年10月期・TBS系)の水原本部長役だとさっちゃんはね♪さんは分析。「総じて『イヤミ』『ゲス』『小悪党』のような役が多かったなかで、大企業の重役として、会社のためという信念を持って冷静な判断を強いる姿がこれまでと違った」。

 また、彼がここまで起用される理由には、「無表情というよりもニュートラルな表情がある。人が良さそうに見えて陰険だったり、イヤミな行動がコミカルに見えたり、二面性を感じ取れる側面がある。単なる脇役よりも、奥行きを感じさせる存在になっている」と話す。

 この後も、今月放送開始の『一路』や6月放送開始『水族館ガール』(ともにNHK)に出演する。50代で遅咲きのブレイクを果たした木下だが、ドラマで重宝されるのはまだまだ続きそうだ。(文:渡邊ハム太郎)

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