ディズニー実写作品の先駆け!? 『ワンス・アポン・ア・タイム』人気の秘密とは?

『ワンス・アポン・ア・タイム』という海外ドラマをご存じだろうか?既に日本でもテレビ放送されていることから、聞いたことがある人も多いと思う。私もディズニー作品が好きで、数年前から本作には注目していたが、映画ではなく海外ドラマということで、何となく手が出せずにいた…。しかし、先日友人から「超オススメ!」と改めて猛プッシュされたので、ついに『ワンス・アポン・ア・タイム』を見てみることにした。
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本作は、誰もが知るおとぎ話の主人公たちが現代の町に閉じ込められ、普通に生活していたとしたら…という「もしも」の世界を舞台にしたファンタジードラマ。おとぎ話の世界と現代の世界を交差して描きながら、個性たっぷりのキャラクターたちが壮大なスケールの冒険を繰り広げる。
海外ドラマでシーズンを重ねているのは、それだけ人気のある証拠。というわけで本ドラマもすでにアメリカではシーズン5が放送中で、シーズン6の製作も決まっている。そこで、今回は思い切ってDVDが発売したばかりのシーズン3から見初めてみることに…。主人公となるのは、白雪姫とチャーミング王子との間に生まれた一人娘のエマ。愛する息子ヘンリーがさらわれ、かの有名なフック船長の帆船"ジョリー・ロジャー号"で彼を助けるべく出発する場面からスタートする。
なんといってもワクワクするのが、白雪姫、『眠れる森の美女』のオーロラ姫にムーラン。人魚姫のアリエルやティンカー・ベルなど、小さな頃から慣れ親しんできたキャラクターたちが続々登場すること。『シンデレラ』や『美女と野獣』などおとぎ話をアレンジした実写映画が大流行となっているが、その先駆けとなっているのが本ドラマなのだとか。
先駆者だけあって、その大胆なアイディアの衝撃度もハンパない。なんとヘンリーをネバーランドにさらった悪の黒幕は永遠の少年として知られるピーター・パンで、ピーターがニヤリとしたワルの顔を見せてくれたり、黒ひげオヤジのイメージがあるフック船長がフェロモンたっぷりのイケメンだったり!おなじみのキャラクターといえど、まったく安心できない。予想不可能な展開で、見るものを良い意味で裏切ってくれるのだ。