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『貞子VS伽椰子』『花子VSヨースケ』…ホラー映画に対決モノが多いのはなぜ?

映画

 しかし、ことはそう簡単ではない。「正直、配給の壁を超えるのは大変で、だったら、と自社で主演をはれる人気キャラクターを2つ探し出すのも難しい。つまり、VSモノは有名なキャラクターを数多く有するメジャーの専売特許的なところがあるわけです。しかし、ホラー映画ファンは懐が深く、B級も許容範囲と楽しんでくれる方も多い。メジャー以外はB級と割り切って制作するか、ビデオスルーで勝負。そうやって、ホラーのVSモノは増加していっている」。

 現在、『リング』シリーズの貞子と、『呪怨』シリーズの伽椰子が激突した『貞子vs伽椰子』は、6月20日発表の全国週末興行成績では初登場4位と好発進。それぞれのシリーズで比べると、『貞子3D2』の興収比123.6%、『呪怨 -ザ・ファイナル-』の興収比では254.3%と、大幅増の興収を記録している。今後、このヒットを受けて、どのようなVSモノが登場してくるのか、楽しみなところだ。

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