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<18年4月期ドラマ総括>『おっさんずラブ』が社会現象化 田中圭&中村倫也が大ブレイク!

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『おっさんずラブ』で田中圭が、『半分、青い。』で中村倫也が大ブレイク
『おっさんずラブ』で田中圭が、『半分、青い。』で中村倫也が大ブレイク クランクイン!

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 2018年の春ドラマ(4~6月)は、“大ブレイク”を連発したクールだった。言わずもがな、田中圭が主演した『おっさんずラブ』(テレビ朝日)は連日SNSをにぎわせるなど、社会現象化。田中は、大ブレイクを果たした。

【写真】『おっさんずラブ』フォトギャラリー

 『おっさんずラブ』は、田中と吉田鋼太郎と林遣都という“おっさん”による恋愛ドラマ。まったくモテない33歳のおっさん・春田創一(田中)が、ピュアすぎる乙女心を隠し持つ上司の黒澤武蔵(吉田)と、同居中のイケメン後輩・牧凌太(林)から愛の告白をされ、驚き拒みながらも、いつしか心動かされていく。男同士の純愛を、ベタベタな恋愛ドラマに仕上げた本作は、多くの人々の心を鷲掴み。武蔵が春田を隠し撮りした写真をアップした公式インスタグラム「武蔵の部屋」は、春田の素顔が覗けるオフショットに武蔵の乙女なコメントが満載で、フォロワー数は44万人を超えるほどの人気となった。さらに、ドラマ版と同じキャストの映画の2019年夏公開も決定。ドラマ版のその後のストーリーが描かれるという。

 一方で、視聴率的には、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK総合)が断トツのトップの20.3%(4~6月)を記録。同作は、脚本家・北川悦吏子のオリジナル作品で、永野芽郁演じるヒロインの鈴愛が、高度成長期の終わりから現代までを七転び八起きで駆け抜け、一大発明を成し遂げるまでを描いた物語だ。鈴愛の幼なじみ・律役を佐藤健、律の友人・正人を中村倫也が務め、それぞれに注目を集めた(佐藤については7月期で言及)。

 視聴率で、『半分、青い。』に次ぐ2位を獲得したのが、二宮和也が冷徹な天才外科医を演じた『ブラックペアン』(TBS)で14.3%。同作は、『チーム・バチスタの栄光』などで知られる海堂尊の小説『新装版 ブラックペアン1988』を原作に、嫉妬と陰謀が渦巻く大学病院で天才外科医の渡海(二宮)が不正や隠された過去を暴いていく医療エンターテインメントドラマ。権力や医学の限界に立ち向かう男の生き様を主軸に置きながらも、緊迫感ある手術室シーンは本格的で見るものを圧倒した。なんといっても、“オペ室の悪魔”と呼ばれるダークヒーローを、二宮が神がかった演技力で体現し、「二宮和也なんだけど二宮和也じゃない」「ニノの演技力に感服」と視聴者から絶賛の声が集まった。

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