霜降り、ゆりやんだけじゃない! 「令和」お笑い界を引っ張っていく“平成生まれ芸人”
関連 :
■ 東京ホテイソン
東京ホテイソン 写真提供:グレープカンパニー
M-1王者にして「好きなお笑い芸人」ランキング1位、サンドウィッチマンの所属事務所の後輩で、ダブルイケメン漫才コンビ。相方探しの掲示板で出会ったという異色の経歴だ。地元・岡山の郷土芸能の備中神楽を取り入れたたける(24歳)のツッコミは、中毒性がある。ネタ作り担当で、クールなボケのショーゴ(25歳)がこのコンビのブレーン。たけるが通称“備中ツッコミ”を見せるまで、ショーゴが独壇場で一人芝居を続けるが、飽きを感じさせないのは演技力の成せる業だ。
■ ガンバレルーヤ
ガンバレルーヤ 写真提供:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
『内村てらす』(日本テレビ系)への出演をきっかけに、シンデレラロードを駆け上がった、まひる(25歳)とよしこ(28歳)からなるコンビ。2018年には『世界の果てまでイッテQ!』(同系)準レギュラーに抜てきされる異例のスピード出世で、認知度は格段に高まった。2人の間に流れるのんびりした雰囲気が天性の魅力だが、自称・小雪似のよしこは、マイペースなまひるにキレて「クソが!」と暴言を吐いてしまう一面も。
■ レインボー
レインボー 写真提供:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
池田直人(25歳)は、秋元康プロデュースの吉本坂46のメンバーで、イケメン担当。コントで演じる女装は卓越した仕上がりだ。女性役の池田が自身について「キレイじゃないよ」とこぼすと、相方の実方孝生(29歳)がすかさず「キレイだ」と呼応するドラマチックな男女コントを披露し、2018年放送の『ぐるナイ おもしろ荘 若手にチャンスを頂戴 今年も誰か売れてSP』で優勝。前年には、ブルゾンちえみwith Bがこの番組での優勝をきっかけに大ブレークしており、彼らにも期待がかかる。
以上、甲乙つけがたい7組の平成生まれ芸人を紹介した。もちろん、ここには書ききれなかった逸材はまだまだいる。令和という新しい時代、平成生まれ芸人たちはどんな笑いを届けてくれるだろうか。(文:伊藤雅奈子)