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高畑充希が実年齢と同じ30歳のヒロインに 『ムチャブリ!』は働く人に勇気をくれる

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ドラマ『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』第1話より
ドラマ『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』第1話より(C)日本テレビ

 「ムチャブリ」。バラエティー番組なんかでタレントが急に一発ギャグなどを振られて「ムチャブリ勘弁してくださいよ!」と言っている、アレである。無茶振り=ムチャブリ。そんな「ムチャブリ」をタイトルに冠したドラマ『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』(日本テレビ系/毎週水曜22時)が今夜12日からスタートする。

【写真】高畑充希が実年齢と同じ30歳のヒロインに 『ムチャブリ!』第1話場面カット

 主人公の雛子を演じるのは高畑充希。大企業の社長秘書を務める、入社8年目の30歳。彼女は松田翔太ふんする社長・浅海による無理難題に振り回されっぱなし。でもどんなに無茶な要求でも笑顔で「かしこまりました」と受け入れ、周囲の社員からは「社長の伝書鳩」と揶揄(やゆ)される始末だ。

 そんな雛子があるとき、過去の企画の焼き直しでサクッと作成した新規事業の企画書がなぜか浅海の目に留まり採用。新事業を行う子会社の社長に任命されてしまう。

 この「最大のムチャブリ」を受けた雛子は創業50年の老舗フレンチレストランをカジュアルレストランに全面リニューアルして1ヵ月後にオープンされるよう命じられ、奮闘の日々が始まる。

 雛子は「社長」と言っても、浅海には相変わらず振り回されるわ、部下の志尊淳演じる入社3年目の大牙からは生意気な態度を取られるわでストレスフルな、いわゆる“中間管理職”のようなもの。視聴者の中にもこういった立場の人も多いだろう。

 新人の頃は仕事への熱意に満ちあふれていても、いつの間にか日々の業務に忙殺され、周囲に気を使い…なんてやっているうちに、最初の頃の志を失ってしまう。

 社会で仕事をしていれば、誰もが経験したことがあるだろう、そんな思いを雛子と同じ30歳の高畑が等身大に演じる。

 「ムチャブリ」の中でも懸命にもがき、成長していく雛子の姿が「悩みながら働いているのは自分だけじゃないんだ」と共感と勇気を与えてくれる。そんな水曜の夜になりそうだ。

 ドラマ『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』は日本テレビ系にて毎週水曜22時放送。

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