SNS総フォロワー数250万超え、女優業も好調の莉子 ファンとの交流「大切にしたい」
――昨年7月に専属モデルを務めていた「Popteen」を卒業されて、心境の変化はありますか?
莉子:ひとつの大きな居場所を失った感覚が大きいです。「Popteen」は特殊な場所で、学校みたいな雰囲気でした。だから、社会に出て一人暮らしを始めるような感覚というか(笑)。肩書きがなくなった分、がんばらないといけないなと感じています。
不安もあるんですけど、いろんなところで活躍できるようになったら恩返しできるし、後輩にもいい影響が与えられるかなって。それを目指してがんばっています。
――コロナ禍の今でも、莉子さんはSNSを通じて変わらずファンの方との絆を大事にしているように感じます。
莉子:ここ何年かは、イベントができなくなっちゃったんですよね。もし私が逆の立場だったら、会えなくなったら冷めちゃうと思うんです。でも、ずーっと愛を持って応援してくださっている方がたくさんいるので、「いいね」をしたり、コメントを返したり、SNS上でのコミュニケーションは本当に大切だと思っています。愛情をくれるみなさんには私も返していきたいので、空き時間にはSNSを見て、みんなのコメントに反応するように心がけています。
――SNSを始めた当初は「フォロワー数が増えてうれしい」という感覚があったのではないかと思います。今、ファンの方はどんな存在に変化しましたか?
莉子:数よりも応援してくださる方がいること自体をうれしく思うようになりました。たとえば、作品が公開されたら劇場に行ってくれるとか。本当にありがたいなと思いますし、そういう方に支えられて今の私はいるんだなって、いつも感じています。
(取材・文:nakamura omame 写真:松林満美)
映画『牛首村』は2月18日より公開。
※Koki,のoの正式表記はマクロン付き