Koki, 女優デビュー作『牛首村』で萩原利久&高橋文哉を驚かせたギャップとは?
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Koki,にとっては、萩原と高橋は演技を合わせる初めての共演者。2人に対してどんな印象を持っているのだろうか。「初めてお会いしたのが本読みの時だったので、最初はそれぞれが演じた香月蓮と倉木将太の印象が強かったのですが、撮影を重ねていくうちに、利久くんはお茶目でキュートでフランクな人、文哉くんは周りを笑顔にする明るい人というパーソナリティーがだんだんわかってきました。蓮と奏音、将太と詩音の関係性など、役についてのディスカッションもたくさんしましたし、安心感があって本当に心強かったです」と、2人の顔を交互に見ながらニッコリ。
Koki,
その言葉に照れながらも萩原は、Koki,の印象について、「明るくて真っ直ぐ、まるで同級生のような感覚で話してくれるところがいいなと思いました。現場では3人の中で一番明るかったんじゃないですかね? 現場の太陽というか、ずっとみんなに光をくれるような存在でした」とベタ褒め。高橋も同様に、「Koki,ちゃんはお会いするまでは結構クールなイメージを持っていたんですが、いざ対面してみると、すごく明るくて、そのギャップに驚いたのを今でも覚えています。利久くんが言ったように、“太陽のような存在”だなって思いましたね」と称賛の言葉を贈った。
●Koki,「これからも女優に挑戦していきたい」
台本の裏側に書いてもらった父親からのメッセージ「Enjoy and do your best」を心の支えに「撮影を楽しく乗り切った」というKoki,。今後も演技の仕事に「積極的に挑戦していきたい」と声を弾ませる。「モデルのお仕事も大好きなので、優劣はつけられないですが、今回、映画を体験させていただいて、それぞれに違う魅力があることを実感することができました。女優に関しては、演じる役に“名前”があり、その人物を演じる、というところにすごくやりがいを感じるし、何より活気のある現場がとても楽しかったです」と目を輝かせる。
映画『牛首村』 (C)2022「牛首村」製作委員会
そして萩原と高橋も、今回の撮影を糧に、俳優としてさらなる飛躍に意欲を燃やす。「どんな現場でも新しく学ぶことが必ずある。この作品でも多くのことを学んだので、これからもアンテナを張り続け、いろんなことを吸収しながら自分の武器を増やしていきたい。インプットとアウトプットを繰り返して、自分を更新していきたいです」と貪欲な姿勢を貫く萩原に対して、高橋は「作品を通してもっともっとたくさんの人の感情を揺さぶり、その方の人生に何かしらの影響を与えられる俳優になりたい」と意気込んだ。
映画『牛首村』 (C)2022「牛首村」製作委員会
映画『牛首村』で出会った同世代の俳優たちが、今後、どんな演技で観客や視聴者を楽しませてくれるのか。大きな期待を胸に、3人の活躍を見届けていきたい。(取材・文:坂田正樹 写真:松林満美)
映画『牛首村』は、2月18日より全国公開。
※Koki,のoの正式表記はマクロン付き