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モーニング娘。’22・譜久村聖&小田さくらが語る 20年以上続くハロプロの魅力と未来

エンタメ

モーニング娘。'22・(左から)譜久村聖、小田さくら
モーニング娘。'22・(左から)譜久村聖、小田さくら クランクイン! 写真:ヨシダヤスシ

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モーニング娘。

譜久村聖

小田さくら

 ハロー!プロジェクト所属のアイドルグループが出演したドラマ『真夜中にハロー!』(テレビ東京系)が17日に最終回を迎えた。深夜にもかかわらず、ドラマ放送中にはツイッターで「#真夜中にハロー」「#まよハロ」ほかグループ名、披露する楽曲などがトレンド入りを果たすなど盛り上がりを見せた。ハロプロとモーニング娘。’22のリーダー・譜久村聖と、持ち前の歌唱力でモーニング娘。’22のパフォーマンスをけん引する小田さくらの2人に改めてハロプロの魅力や未来について語ってもらった。

【写真】ハロプロ愛あふれる モーニング娘。’22・譜久村聖&小田さくら 仲良し2SHOT&ソロ撮り下ろし

“生々しい感情”をテーマにしたハロプロ楽曲は「ドラマにできる!」

 ドラマ『真夜中にハロー!』は、熱狂的ハロプロファンのマリコ(菊池桃子)と娘のミサキ(大原優乃)が営むゲストハウス「サンプラザ朝沼」を舞台にした作品。週替りのゲストが演じる“人生に悩む宿泊客”の前に突然現れる“扉”の向こうにいるハロプロメンバーたちが、ハロプロ楽曲にちなむ言葉とパフォーマンスで宿泊客にエールを送る物語を展開した。

『真夜中にハロー︕』第10話に登場したモーニング娘。’22 (C)「真夜中にハロー!」製作委員会  
――ハロプロをフォーカスした本作に出演して、お2人が改めて感じた“ハロプロならではの魅力”とは何でしたか?

小田:毎回ハロプロの楽曲をテーマにしたドラマが展開されていたのですが、まさにハロプロの歌詞は「ドラマにできる!」というのが、特に感じたことでした。私たちが所属するハロプロの楽曲は、「人間として」普遍的なものをテーマにした作品が多いなと感じていまして。本能や欲望、嫉妬心は誰もが持っていると思いますが、そんな生々しい感情を女の子が歌うというのが、ちょっと違和感を感じるハロプロのよさなのかなと思います。

譜久村:私は、ハロプロの楽曲はどの規模の世界観でも「きちんと背負って歌っている」と思います。例えば、日常の小さな規模で言えば、つばきファクトリーが“彼に感じている不安”を歌ったり、モーニング娘。'22は“地球”や“宇宙”についての歌があったり。ハロプロ内でもそれぞれのグループが異なるジャンルの曲を歌っていますけど、テーマの規模にかかわらず楽曲の主人公をしっかり背負いながら歌っているんです。だからこそ、メンバーがその主人公になりきっている姿に救われたり、元気や勇気をもらえるのかなと思っています。

――譜久村さんから「救われる」というお話が出ましたが、お2人が苦しいときに支えてくれたハロプロ楽曲はありますか?

小田:基本的にタフなのであんまり苦しくならないんです(笑)。でも、背中を叩き直してくれる曲はあります。私、苦しくなる前にサボってしまうタイプで、そんなときに「サボんなよ!」と思わせてくれるのは「セクシーキャットの演説」です。歌詞に「ヤダヤダと言ってれば世の中が変わるなら一晩叫ぶわ」というフレーズがあって、この主人公はちょっと冷めた感じでそう歌っているですが、歌う側としては、「ヤダヤダとか言うのではなく、世の中を変える側の人間にならなければ」と思わされます。

モーニング娘。’22・小田さくら  写真:ヨシダヤスシ
あとは、アルバム『12,スマート』収録の「怪傑ポジティブA」です。なまけてしまう女の子の前に、前向きなポジティブAが“怪傑!”と威勢よく登場するような曲で。歌詞にある「すぐ弱音吐いて 誰かのせいにしちゃう そんな奴ぁ 普通にもなれないぜ」というフレーズに、気を引き締められます。つんく♂さんの曲からは、潜在意識にあることを改めて気付かされることも多いんです。何となく楽な方へ逃げてしまうときも「逃げてるって、本当は分かってるよな?」と問われているような感じ。自分のよくない部分に引っ張られているときに聴くと「ひょっとして私のことを歌っているのかな?」と考えてしまいますね。

譜久村:私が実際に歌いながら支えられたのは「女が目立って なぜイケナイ」と「TIKI BUN」でした。つんく♂さんの曲は、口にしないけど心の中では思っていることが歌詞に反映されていると思うんです。グループで活動してきた中では“一歩引いた方がいいのかな”と悩んだこともあって。同時に“何でそんなこと思っているんだろう”と葛藤していた時期もありましたけど、「女が目立って なぜイケナイ」を通してそもそも“何で悩んでいたんだろう”と吹っ切れたことがあったんですよね。

モーニング娘。’22リーダー・譜久村聖  写真:ヨシダヤスシ
もう一つの「TIKI BUN」も似ていて。相手にどう思われるかを考え過ぎて“発言しない方がいい”と思ってしまい、本当の自分ではなくなった気がして悩んでいた時期もあったんです。その頃に響いたのが「TIKI BUN」にある「炎上したって何も恐れない その全部にウソがないなら良い」の歌詞でした。自分の中で“たしかにそうだよな”と思ったんです。言葉を選ぶのは大事ですけど、自分を隠すような発言や見せ方は好きじゃないなって。それなら、好きなことを言おうと思えたし、個人的にちょっと強くなれた曲でした。

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ハロプロ愛あふれる2人が考える自身の役割

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