乃木坂46・与田祐希、総勢44人の大グループでも「キャラを作りすぎず、自然体で」
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乃木坂46では、3期生の山下美月や久保史緒里、岩本蓮加らドラマへの進出が目立つ。同期の活躍は、どう見ているのだろう。
「お互いのスケジュールも知っているので、大変そうだなと思います。撮影が続く時期は『大丈夫?』『どんな感じ?』と声を掛け合っているし、分かり合える部分も多いのでみんなで支え合って頑張っていきたいです。ほかのメンバーが出演するドラマはいち視聴者として見ていて、キュンキュンしたり、ドキドキしたりしています(笑)」。
一方、与田がずっと憧れている乃木坂46のOG・西野七瀬も「第45回 日本アカデミー賞」で優秀助演女優賞と新人俳優賞を獲得、連続ドラマへの出演も相次ぎ、女優として着実にステップアップしている。
乃木坂46のデビュー10周年を記念した「10th YEAR BIRTHDAY LIVE」では、サプライズ出演した西野の隣で涙する一幕もあった。
「素直にすごいな、かっこいいなと思います。七瀬さんは憧れというか、お姉ちゃんのような存在です。時々、お会いしたときは他愛ない会話をするだけで、お仕事の話はあんまりしないです。七瀬さんの出演作は『七瀬さんが出ているから』という理由で見ています。今回の主演経験を通して、七瀬さんへ近づくというよりは、個人として成長したい気持ちが強いです」。
アイドルとしても女優としても、表現力は求められる。異なる世界での経験はまた一歩、彼女を強くさせる。
「演技では役柄と向き合う中で、その考え方から学べることも多いです。表現するのはどちらも似ていて、歌で伝えるか、セリフで感情を伝えるかの違いで、何かを伝えるのは一緒かなと思います。互いに結び付く部分があるかははっきり分からないんですけど、ドラマの撮影が終わるとメンタルが強くなるような感覚はあります。作品へ出演する前後では気持ちや考え方が変わりますし、成長も感じています」。(取材・文:カネコシュウヘイ 写真:小川遼)
ドラマ『量産型リコ ‐プラモ女子の人生組み立て記‐』は6月30日スタート。テレビ東京系にて毎週木曜24時30分放送。